- 出演者
- 豊島晋作 佐々木明子 角谷暁子 山川龍雄
オープニング映像。
ジャパンモビリティショーが開幕した。28日からは一般にも公開される。FOMMのEVは真横に移動しながら狭いペースに移動することができる。全てのタイヤの向きを自在に変えられるという。HWエレクトロが開発したのは運送業向けEV。運転席とドアのパーツなどを共通化しコスト削減し約200万円で来年の発売を目指している。ジャパンモビリティショーの参加企業は過去最高の470社以上にのぼった。
台湾のEV開発共同体が披露したのは3人乗りの小型コンセプトEV。鴻海精密工業が主導するプロジェクト。このコンセプトEVは部品の供給などで日本企業100社と連携していて日本では2025年の発売を目指すという。パナソニックは未来の自動運転の形を展示した。家のリビングのように過ごせる空間を車内に再現していた。パナソニック オートモーティブシステムズ社長は「パナソニックはモビリティ事業をやっていることを知ってほしかった」などと話した。パナソニックはすでにEVの充電器など自動車関連事業を手がけている。
会場で存在感を放っていたのは4メートルを超えるロボットのアーカックス。アーカックスは26箇所の関節で稼働し走行するときと止まっているときで変形するつくりとなっている。人が乗って操作できるのが最大の特徴。責任者の石井さんは最近では動くガンダムの設計も手がけている。一緒に作業するのが社長の吉田さん。吉田さんはパーツに名前を載せている出資者を募った。技術協力ではナブテスコのギアや南鉄工所のフレームなど日本のものづくり技術を集めた。アーカックスは1台4億5000万円となっている。吉田さんが特にこだわるパーツが手。吉田さんは親が病気がちだったことで医療テクノロジーに興味をもち義手の会社を創業した。目指すは災害救助などでの活用だという。アーカックスは28日に一般向けにも公開される。
ホンハイ精密工業についてトーク。山川氏は「自分たちはグーグルのポジションをとろうとしているわけです」などと話した。
トリドールホールディングスが大学生のビジネスコンテストを開催した。食の持続可能性をテーマに店で導入できるアイディアを披露した。最優秀賞に選ばれたのが音声を文字化するディスプレーで聴覚障害者も簡単に注文できる仕組み。揚げうどんは去年の大会で学生が提案したものだという。廃棄されていた麺を利用しフードロス削減につなげる狙いである。
食の持続可能性を重視する動きは広がっている。フードロス削減などをテーマにした食品展示会を主催したのはクラダシ。賞味期限が近い食品などを業者から買取ネット通販で安く販売している。クラダシが今年取得したのがBコープの認証マーク。Bコープは社会や環境に配慮した公益性の高い企業を認証する国際的な制度で取得するには環境やガバナンスなど5つの分野で基準達成が必要となっている。国内食品企業で初めてBコープを取得したダノンジャパンも参加していた。Bコープの取得は取引先などから信頼を得る武器となる。Bコープを取得した企業は世界で約7500社だが日本は31社である。大楠本部長は「消費者に正しく理解してもらえる機会を増やしていくことが重要になる」などと話した。
アマゾンジャパンは今日。軽乗用車での配達を全国30拠点で開始。働き方改革に伴う時間外労働に伴うドライバー不足になる2024年問題を見据え、国は軽乗用車での配達を認める規制緩和を実施した。
岸田総理大臣は今日正政府与党の懇談会で2024年6月から所得税と住民税について、一人あたり4万円の定額減税の実施を指示した。低所得者世帯には1世帯あたり7万円を給付しすでに支給の3万円とあわせ計10万円を給付する。
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アメリカの実質GDPについて先程速報値が発表された。7月から9月期にかけて4.9%上昇した。ニューヨークから中継。手塚明日香はGDPは市場予想を上回り、連続の上昇になったという。前の期から大幅に加速しているという。おもな項目にはGDPの7割をしめる個人消費は4%のプラスと、前の期から大きく伸び引続き堅調。設備投資は0.1%下がったが住宅投資は3.9%上昇した。アメリカ・ニューヨークの港ではクルーズ船のヴェネチアが。客室は200以上ありスイートルームの料金は9日間で38万円以上になる。今年5月に就航したばかりでアメリカの旺盛な旅行需要を取り込みたいと考えている。アメリカでは支出にしめる年代別の割合は65歳以上が高く、家の購入などで新たな借入はしないために現在のように金利が上昇しても消費行動が左右されることはない。またアメリカでは10月から猶予されていた学生ローンの返済が再開。借りては全米で4000万人以上して消費の重しになりそうだという。
為替や株式の値動きを伝えた。
メタが発表した今年7月から9月までの決算は売上高が1年前と比べ23%上昇。純利益は115億円8300万ドルに。主な収入源であるインターネット広告事業が復調だったという。
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アメリカの自動車大手三社に対しストライキを続けている全米自動車労働組合はフォード・モーターと労使交渉で暫定合意したという。今回の合意では賃金を直ちに11%引き上げ4年間で25%の賃上げ。物価に応じて賃金をあげる仕組みなども導入したという。
山川龍雄は全米自動車労働組合と新労働協約暫定合意は約4年間で時間給25%。組立ラインの労働者の場合は最高時給は6000円ほどになり、新規採用者も3年で最高時給になるという。
明日横浜市にオープンするのはレジを通さずに商品を購入できるスーパー。スマホを機械にかざして入場し、そのまま欲しい商品をもってでていけば事前に登録したクレジットカードで自動で決済される。店内に設置されたカメラと棚の重量センサーで誰がどの商品をとったのかを認識する。Catch&Goでは400商品を販売している。
山川は日本で薬が足りない理由には日本のジェネリックメーカーは規模が小さく、日本は小さな会社はたくさんあるが、その売上は1~10億円が67%。アメリカやドイツは業界再編が進んでいて、日本とは違うという。慢性的な薬不足をなんとかするには業界全体で再編をする必要があると答えた。
エンディング映像。
カンブリア宮殿の番組宣伝。