2024年9月29日放送 13:30 - 14:54 TBS

ワールド極限ミステリー
★2日(水)よる6時30分…指紋の神様があばく3億円事件

出演者
高島彩 恵俊彰 久間田琳加 田中樹(SixTONES) 福田麻貴(3時のヒロイン) かなで(3時のヒロイン) 王林 谷尻萌 ねお 
三億円事件 真犯人に迫る新証言!
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未解決事件 三億円事件 真犯人に迫る新証言

1968年、日本中の話題をさらった人物が三億円事件の犯人。1968年の12月10日に府中三億円強奪事件が発生。現在の貨幣価値に換算すると20億円。日本で最も有名な未解決事件。その真犯人にあと一歩まで迫った男たちがいたという。伝説の刑事の平塚八兵衛が執念の捜査で犯人を追いかけたがその平塚八兵衛の節を覆し新たな説を唱える人物が。それがノンフィクション作家の大下英治。

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大下英治平塚八兵衛
未解決…昭和最大のミステリー

三億円事件が起きた1968年はゴーゴーダンスやミニスカートが流行し、国民総生産が世界2位に躍進し日本が好景気にわいていた。12月10日の朝に日本信託銀行 国分寺支店ではこの日、東芝府中工場の4523人分のボーナスが現金輸送車が運ばれる予定になっていた。当時は毎月の給料やボーナスは手渡し。車には3億円を積んでいて、運転手を含め4人の銀行員が乗車し午前9時15分に激しい雨が降る中出発した。国分寺街道を右折し、府中刑務所の脇を抜けるルートで移動する。9時21分に府中刑務所の塀が見えてきた頃、そこに後方から白バイ警官が車を止めろと合図を送り、この車にダイナマイトが仕掛けられていると伝えてきたという。

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未解決…昭和最大のミステリー

9時21分に左手に府中刑務所が見えた時、後方から白バイ警官が迫ってきた。白バイ警官は車をとめさせたがシートのようなものをひいていたという。男はこの車にダイナマイトが仕掛けられていると伝えてきてシートを調べたいと言ってきた。運転手はその言葉にエンジンを切り、ダイナマイトであれば音がすると思ったという。銀行員は車外と車内を点検していた際に男はダイナマイトがあったと言い出し白煙が発生。キーをさしたまま銀行員は逃げ出したところ、男はその車ごと奪って逃げてしまったという。銀行員は当初その行動は安全な場所に運んでくれたと思っていたが乗り捨てられたバイクをみると白バイが偽物であると見破ったがダイナマイトも発煙筒だった。銀行員はその後300m走ってガソリンスタンドから銀行に電話したという。ガソリンスタンドの店主だった松村さんはその当時の慌てた銀行員の様子を話した。

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三億円事件府中刑務所

事件発生から23分後には900カ所で検問が開始。警察官10350人が動員された。無線で伝えられた犯人の情報は年齡は18歳から25.6歳。新著は165~67センチ。革ジャンパーでヘルメットをしていて逃走者はセドリック39年型などと伝えられた。結局警察は犯人を取り逃してしまったという。府中警察署に現金輸送車事件特別捜査本部を設置した。事件発生一時間後の10時18分には付近の警察官が元気輸送者が乗り捨て要られているのを発見したが3億円の入った現金は奪われていた。

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事件発生一時間後の10時18分には付近の警察官が元気輸送者が乗り捨て要られているのを発見したが3億円の入った現金は奪われていた。警察は付近の住民から目撃情報集めた。最初の目撃情報は、現金輸送車が通った国分寺街道わきの空き地。事件発生の3時間前には牛乳配達員がシートをかぶったオートバイがエンジン音をたてているのを目撃した。また傘もささずに黒っぽいレインコートの男を目撃した。年齡は30歳から40歳。また事件直前の9時15分頃に白バイがあわてて飛び出す様子を近所の男性が目撃。シートを引きずったまま走っているバイクを見たという。またバイクがでてきた空き地で道路に尻を向けてとまる緑色のカローラが目撃された。ワイパーが動いたままで助手席のドアが開けっ放しになっていたという。また車の前方に紺色のレインコートがあったという。犯行現場から北に1キロ離れた国分寺史跡では朝7時40分に地元の高校生位が紺色のカローラを目撃していた。現場付近で目撃されたバイク2台のカローラは犯人が用意したものだったという。

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事件3週間前に犯人は日野市の平山団地で偽白バイにするためのバイクを盗んだという。同じ10日前に日野市内で緑のカローラを。5日前に紺色のカローラを盗んでいた。いずれも車の三角窓の部分を破壊し、エンジンを直結させていたが、事件の日まで保管していたとみられる。犯行当日の午前6時ほどにはバイクにのり、空き地まで移動したが白く塗ったバイクをカモフラージュするために黒い布をかぶせていた。白バイをシートで隠したが国分寺史跡では紺色のカローラを駐車して離れた。緑色のカローラにのって3億円を乗せた現金輸送車の出発する日本信託銀行に向かった。その理由は現金輸送のルートが決まるのは当日で、2つのどちらかのルートを通る。犯人現金輸送車の前を先行してどちらのコースを選ぶかどうかみていた。現金輸送車がAコースと判断し、空き地に入ったあとに白バイに乗り換えて現金輸送車に乗り換えて1半分で移動。バイクは事前にかけといて寒空で時間ロスをしないためだという。バイクに乗り換え、現金輸送車を背後から追跡。府中刑務所前で車を停車させ発煙筒を点火。そのまま車を持ち去った。さらに事件の四日前に国分寺市店には脅迫文があり、300万円をもってこなければ巣鴨の家を爆発するという 内容だったが結局事件はおきなかった。しかしこれは罠で、銀行員たちはこのことを知っていたためにダイナマイトが仕掛けられているとの言葉を鵜呑みにしてしまった。犯人はその後国分寺史跡に到着し紺色のカローラに3億円のは言ったジュラルミンケースをのせてそのまま逃走したという。

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この紺色のカローラが発見されたのは事件の4ヶ月後で場所は事件現場から車で15分の場所の本町団地の駐車場。そこにはジュラルミンケースがのせてあり、中は空っぽだった。警察は当初早期解決をすると思っていたがその理由は遺留品が数々残されていた。124点のものが残されていたがしかし遺留品のほとんどが大量生産品ばかりで、あえてそれを狙っていたのではないかという。このことで警察の翻弄したという。さらに犯行現場の周辺の若者の家を徹底的にあたるローラー作戦も行われた。警察が犯人を見つけるために行った作戦は遺留品を一挙公開する三億円事件展を行い、実際に使用された白バイなども展示し大盛況に。すると今回の三億円事件と似ている事件が発生していたという。それは不良少年グループがダイナマイトに見せかけた発煙筒を用いて混乱に乗じて現金12万7000円を強奪する事件があり、使用した発煙筒も同じだった。その不良グループは他にも車の窃盗などもしていて、その車を盗む手口やその後の車を団地に捨てる行為など手口が同じだった。その中心人物に注目したが逮捕歴のある19歳の少年に着目。その男は銀行員がみた男と似ていて、父は警視庁の白バイ警官だった。大下氏はまず最初に不良グループをあたり、その少年Sにあたったという。警察も重要参考人としてマークしたという。少年Sは恐喝事件で逮捕されていたが脱走し、立川警察署が手配していた。

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少年Sとかつて友人だったという人物は無口で大人しくて育ちの良さが顔に出ているというまた頭が良かったという。12月15日に少年Sの自宅を張り込んだが立川署刑事がそこを訪ねてきた。母親が対応したがいないと答えた。そこで父親に息子の自首を促しに向かったという。その日の午後7時30分には少年の父親が怒鳴る声を聞いたという。刑事は父親が帰ってきた息子をしかりつていると思い捜査本部に連絡。しかし捜査本部は明日の朝に決行するとしその日は何事もなく帰ってきた。しかしその後少年Sは自殺してしまった。検死の結果青酸カリによる自殺で、少年Sには本人の筆跡があった。しかし青酸カリの入手場所など疑問が残ることも多い。かつての友人もまた自殺した事に驚きを隠せないという。警察は少年Sが犯人に似ているかどうか確認するために現金輸送車の銀行員に顔を確認させたが体格に関してはほぼ似ていると答え、顔については運転手のみが答え、眉や鼻や口が似ていると答えた。

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しかし日本信託銀行におくられた文字と遺書の文字を筆跡鑑定したが筆跡は不一致に。また切手に付着していた血液型はB型で少年SがA型だった。警察は少年Sは犯人ではないとした。警察内部では実行犯の他に協力者などがいるのでは?と単独半切と複数犯説が二分されたという。そこで立ち上がったのは捜査の神様と言われた平塚八兵衛。その任務は3億円事件の犯人が単独犯か複数犯かを結論を出すこと。複数犯説の根拠は犯人が緑色のカローラを盗んだ際に日野市の団地近くの車庫から盗む際にエンジンをかけないで手で押したという。そこには大小の足跡が残っていたという。被害者はその足跡は並行に大小残っていたと言うが平塚は車を押して盗む時に足跡がつま先だけ残ったと結論付けた。また平塚は3億円の取り分で揉めると情報は溢れるものだが、それがないので単独犯と答えたという。平塚は3億円事件の単独犯説を証明しようという。平塚は単独で焦っていたからこそ周囲に目立つ痕跡が残ったと判断。さらに逃走用のカローラを乗り捨てた時には一人で三億円を詰め替えたと判断した。その三億円を詰め替えたと判断したが三億円を短時間で詰めかえるのは至難の業。平塚は実際に4523人のボーナス袋を用意させて新聞の袋をつめて詰替実験を行った。しかしそう簡単には出来なかった。実験は失敗した。

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三億円を一度に詰め替えることは不可能に近い。しかし平塚は紐を使ったと判断。2分13秒で詰め替えに成功した。捜査本部の方針は単独半切に流れた。事件から6年後に撮影された記録映像では平塚が実際に謎を解く様子が。定年を延長し単独半説に乗り出したが犯人逮捕には至らなかった。三億円事件時効まであと1年となったが、大下は複数犯人説をおしているという。大下は三億円事件の時効の日に雑誌で特集を組むことになっていた。警察は三億円事件の犯人と同じ手口で盗難された車を本町団地で発見し、その盗難車の車内にはイヤリングが落ちていたという。これは遺留品の中で唯一の女性もの。共犯者ではないかと感じたという。

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Z世代に伝えたい昭和“執念の記者”

三億円事件関連で女性もののイヤリングが遺留品に含まれ、ノンフィクション作家の大下英治氏は複数犯が事件に関わっていると推測した。刑事にぶつけてみると、少年Sには事件当日にアリバイがあることが判明。新宿にあるバーに勤務していた男性Kが証人で、少年Sの自殺後、渡米したという。存命であれば80歳を超えていることになる。Kと面識がある方曰く、Kは金回りがよくなり、豪邸を購入したとウワサで聴いたことがあったという。大下氏はKの住まいを発見していて、時効直前、帰国していた本人に直撃取材していた。

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Z世代に伝えたい昭和“執念の記者”

大下英治氏は少年Sの知人、Kを取材した際、事件に関連する車から発見されたイヤリングとよく似たものをKが身につけていることに気付いた。さらに事件の犯人は少年Sと考えるかと問うと、Kは「19歳の彼の頭では無理」と返答。

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Z世代に伝えたい昭和“執念の記者”

大下英治氏は少年Sの知人、Kを取材した。事件では牛乳配達員がバイク、レインコートの男を目撃したのは午前6時で、少年Sが朝8時まで新宿にいたとしたら別人が犯人ということに。大下氏の質問にKは笑みを浮かべていたといい、取材内容を掲載した週刊文春が発売された後、Kから連絡があり、「俺が怪しいように書いてあるな」と余裕のある笑い声をしていたという。

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三億円事件週刊文春

1975年3月31日、平塚八兵衛は無念の引退。そして、同年12月10日、時効を迎えた。事件を契機に給料は手渡しから銀行振込に変わり、ATMの普及に繋がった。また、防犯カメラ、科学捜査の必要性が叫ばれるようになった。

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