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オープニング映像。
フィリピン・ビガンはスペインの植民地の時代に建てられた町並みが今も残っていて世界遺産にも登録されている。午前8時、歩いていると馬車がやって来た。木陰には沢山の馬車が並んでいた。教えてもらったクリソロゴ通りを歩いているとセントポール大聖堂を見つけた。1641年にスペインによって創建されたカトリック教会。街の中を歩いていると、賑わっている食堂を発見。オススメは牛肉のスープ。好きな部位を選ぶことができる。街を歩いていると扉の開いている店は見つけた。ここは葬儀屋で、葬儀用の馬車を見せてくれた。馬車を花で飾り、棺を乗せパレードをする。死を不幸なことと捉えておらず、亡くなった人が天国に行けることを喜んでいるという。クリソロゴ通りを歩いていると、窓から景色を眺めていた女性に呼び止められ自宅を見せてくれた。
アリオナさんが ビガンの歴史を紹介。ビガンに今のような街ができたのは16世紀。フィリピンに進出してきたスペインによって、貿易の拠点として気づかれた。スペインがビガンに注目したのは地形だった。海に面し2本の川にビガンは天然の要塞だった。ビガンにはそのころ生まれた建築様式が残されている。1階はスペイン風の石造り、2階はフィリピンと中国の様式が融合した木造。しかしこういった建物は太平洋戦争で失われてしまった。残ったのはビガンだけ。そのため貴重な歴史地区として1999年に世界遺産に登録された。今、世界中のから多くの人が観光に来ている。
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午後1時、椅子を運んでいる男性を発見。後をついていってみると家具屋さんに辿り着いた。ここでは古材を使い家具を作っている。古い木のほうが乾燥しているため加工しやすく変形しにくいという。それに新しく木を切らないから環境にも優しい。麻雀やトランプをやっている女性達と出会った。亡くなった人がいるので集まってやってるという。誰かが亡くなると近所の人が集まりお金をかけてカードをするのが決まり。カードで香典を集めるのが伝統だという。
ジョアンさんがビガンのおすすめグルメベスト3を紹介。3位はスペイン風豚肉ソーセージ「ロンガニサ」。2位はたっぷり野菜を炒めたヘルシーメニュー「ピナクベット」。1位は「ビビンカ」。ビビンカは米粉とココナツのケーキ。
午後3時、旧市街を抜けて大通りにやって来た。トライシクルのリペアショップを訪れた。ビガンのトライシクルはみんな派手。飾りをつけないといけない規則があるという。銀色のステンレスむき出しで走るのは禁止になっている。日差しが強いので反射して危険。そのためみんな飾りをつけるようになり派手になったという。午後4時、小学校に立ち寄った。もうすぐパレードがあるので、子どもたちがバトントワリングの練習をしていた。夜、もう一度、クリソロゴ通りに行ってみると、テーブルが出て、人々がビールで乾杯していた。
街道をゆく
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2023年10月3日(15:10)