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オープニング映像。
オーストリア・ウィーンはハプスブルク帝国の都がおかれヨーロッパの文化の中心となった街。音楽の都としても有名。旧市街一帯はウィーン歴史地区として世界遺産に登録されている。リング通り沿いを歩くと、体重計を発見。20セントいれると体重を測ることができる。王宮には2600もの部屋と19の中庭がある。王宮を出ると、体重計を取り替えている人たちがいた。戦後はみんな貧しく、家に体重計はなかった。1880年代から設置され、世界で初めてのコイン式装置で当時は斬新ざったという。ウィーンには100台近くの体重計は設置されている。旧市街に入るとウィーンで最も古いカフェを発見した。ベートーヴェンもこのカフェに通っていたという。カフェを出て進むと、水飲み場を発見。アルプスの水源から引いている水だという。ペーター教会は18世紀に再建されたバロック様式の建築。美しい天井画と毎日演奏されているパイプオルガンで知られている。
ベアトリクスさんがウィーンと音楽の深い関係を紹介した。中世半ばドナウ川の水運によって交易の要衝として栄えてきた。13世紀、ハプスブルグ家の支配下に置かれるようになってから大きく発展してきた。ハプスブルグ帝国の都とのなったウィーンは栄華を極め文化の中心となる。音楽を愛したハプスブルグ家の人々は劇場を創設するなど、音楽を手厚く庇護した。1781年、25歳のモーツァルトはウィーンに移住し独立した。ベートーヴェンも22歳でウィーンに移り住んだ。
ミヒャエル門の前では馬車に乗り記念撮影をしている人たちがいた。ウィーンのシンボル、シュテファン大聖堂は高さ136m。現在は、修復作業中。雨で石灰が溶け汚れが層になっているという。石板を洗浄していた男性は「大聖堂を維持することに貢献できるのは嬉しい。まさに特権ですよ」などと話した。旧市街をでるとすぐにウィーンで一番小さいブドウ畑を発見した。ぶどうは60本くらいあり、ワイン60本分ができるという。
人形使いのクリスティーネさんとベルナーさんが王室もあいしたおすすめスイーツを紹介。3位は「ブフテルン」。2位は「アプフェルシュトゥルーデル」。1位は「カイザーシュマレン」。ウィーンのお菓子は見た目はシンプルだがとても奥深いという。
旧市街の外側を歩いているとハプスブルク家の博物館を発見。屋上で仕事をしている男性と出会い、屋上を案内してくれた。男性は屋上でミツバチを飼い、養蜂を行っていた。ハプスブルク家の女帝マリア・テレジアが18世紀に世界で最初の養蜂学校を創立した。街での養蜂は人気でウィーンだけで700~800人近くの養蜂家がいるという。午後7時、レストランをのぞいてみると音楽が聞こえた。お客さんたちはワインを飲みながら1900年に作曲された馬車の歌を歌っていた。
エンディング映像。
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