- 出演者
- 高橋尚子 江藤愛 石井大裕 佐々木舞音 原晋
世界陸上ブダペストが開幕。それぞれの描いた壁にアスリートたちは立ち向かう。
オープニング映像。
ハンガリー国立スタジアムから中継。MCは江藤アナ、石井アナ、高橋尚子が務める。石井アナは男子20km競歩のスタート/フィニッシュ地点から伝える。TBSではアジア大会と合わせて156時間生中継を予定している。「U-NEXT」では全決勝種目をライブ配信している。男子20km競歩、男子3000m障害、女子1500m予選、男子100m予選と初日のメニューを伝えた。
男子20km競歩に出場する山西利和は世界陸上2連覇中。京都大学工学部卒で、愛知製鋼でエンジニアとして働いている。自作プログラムで練習内容を分析している。世界陸上ドーハの記者会見後、号泣する場面があった。「京大卒でなぜ競歩」という声が聞かれる中、山西は葛藤していた。逆境の中で金メダルを獲得し、選んだ道は正しかったと証明された。山西は「世界一を獲るか獲らないかだけの話」「ブレなく頑張っていきたい」などと話した。
日本は歴代最多12人が世界のTOP10入り。男子100m予選にはサニブラウン、5日目のやり投予選には北口榛花、あした男子110mH予選には泉谷駿介が登場する。秦澄美鈴、三浦龍司、田中希実の日本記録トリオは今夜続々登場。
高橋は110mHの泉谷駿介について「110mHで決勝に進むだけで日本人初で偉業なんですけど、今回メダルが狙える可能性がある」などと話した。またリレーで日本はダイヤモンドリーグで今季世界最高タイ記録を出しているということで注目。
活躍が期待される世界の超人BIG7の中で推しの超人を世界中の海外記者が選び、ランキングで発表。第7位は400mハードル世界記録保持者K.ワーホルム。人間離れした走りを支えるのは66歳のオラフコーチ。2015年から指導を受け始めると瞬く間に世界一のタイトルを総なめにした。ワーホルムは大会2日目から登場する。
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第6位は田中希実が目標とするF.キピエゴン。6月のダイヤモンドリーグの1500mと5000mで世界新記録を打ち立てた。娘の存在がモチベーションになっている。
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ブダペストの英雄広場から石井アナの中継。会社には山西利和選手の会社の同僚や友人が集まっていた。
世界の記者が選ぶ注目の超人BIG7ランキング第5位は前回大会100m王者のF.カーリー。5月に横浜市立大綱小学校を訪れ、生徒たちとかけっこ対決などをした。2歳で両親と離別し叔母に育てられたカーリーは子どもたちとの時間を大切にしている。
第4位は陸上7兄弟の五男、ヤコブ・インゲブリクセン。10歳で1500m走を中学3年生相当のタイムで完走したため、大学の教授から持久力の研究対象に選ばれた。ダイヤモンドリーグでは世界記録にあと1秒まで迫った。
世界の記者が選ぶ注目の超人BIG7ランキング第3位はS-A.フレーザープライス。テーマソングを歌う星野源も好きだという。一児の母で、息子の運動会で全力疾走する姿が話題になった。現在36歳、母親になっても競技を続けることについて「私はそんなの関係ないと思ってる」などと話している。
第2位は前回大会200mを連覇したN.ライルズ。ボルトの記録にあと0秒12まで迫っている。大のドラゴンボール好き。
世界の記者が選ぶ注目の超人BIG7ランキング第1位は棒高跳世界記録保持者のA.デュプランティス。父でコーチでもあるグレッグさんは自宅の庭に棒高跳の練習場を作り、デュプランティスは3歳から練習を始めた。
男子20km競歩のスタート地点ではストームが来るということで競技の開始が2時間ほど遅れることになったと伝えた。
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男子20km競歩決勝は悪天候で5時50分スタート予定となった。京都大学工学部卒の山西利和選手は普段は愛知製鋼でエンジニアをしていると紹介した。自作プログラムで練習内容を分析している。東京五輪で銀メダルを獲得した池田向希も出場する。東京五輪で2人を破ったM.スタノらが金メダル争いに加わる。
男子20km競歩のレースは悪天候で5時50分からとなっている。男子3000m障害に出場する三浦龍司選手について高橋は「前回大会では予選敗退してこの1年間苦しい思いをした」「海外の挑戦を繰り返して成長したその姿を見せてもらいたい」などとコメント。
8月19日からハンガリー・ブダペストで世界陸上が開幕。サッカー元日本代表・槙野が三浦の躍動の秘訣を探った。三浦は今年は決勝に残って上位入賞を目指したいと話した。高橋は「水濠にほとんど足がかからない、その技術力も見てほしい」などとコメント。