- 出演者
- 薬丸裕英 峰竜太 山田五郎 井ノ原快彦 片渕茜 宮下純一 野口啓代
オープニング映像が流れた。
人類が再び月に向かおうとしている。今年、日本人の宇宙飛行士候補者2名が選出された。今、宇宙が熱い。ということで今宵は日本の宇宙開発の中枢「JAXA 筑波宇宙センター」がある茨城県つくば市に出没する。約150の研究所が集まるスーパーサイエンスシティ。
つくばエクスプレスで都心まで最短45分のつくば市は、近年リモートワークが増えたことも手伝って、他県からの移住者が急増している。市内に都市公園が208か所あるなど、都会の近くでありながら自然豊かなところが魅力。つくば市立学園の森義務教育学校は、この少子化の時代にあってマンモス校となっている。つくば市は全公立学校で小中一貫教育が行われており、中学進学の際の生徒の戸惑いを減らしている。2022年、つくば市立学園の森義務教育学校の校庭で「世界で最も多い人数でだるまさんが転んだを行う」という挑戦が行われ、ギネス世界記録に認定された。
スーパー「カスミ」は茨城県に108店舗、つくば市内に16店舗展開している。「カスミ」の新業態である「BLANDE」というスーパーでは、ワイン売り場にはソムリエが常駐、寿司はベテラン職人が握るなど、高級・オシャレな食材が豊富に取り揃えられている。市内の古民家イタリアン「藤右ェ門」の自家製生パスタとソースなども人気。また、真のナポリピッツァ協会認定店「アミーチ」の焼き立てピッツァも販売されている。
茨城県内に4店舗を構える「コーヒーファクトリー」は1989年に創業し、自家焙煎を始めた。市場のコーヒーの5%ほどの最上質コーヒー「スペシャルティコーヒー」の先駆け的な存在。代表の古橋さんは国際コーヒー品評会で審査員を務めたこともあるスペシャリスト。また、コーヒーの大会で優勝するレベルのスタッフを何人も輩出している。
つくば駅周辺では公道をロボットが走行している。これは、自動で走行する配送ロボット。ネット注文の商品を街角で受け取れるサービスに利用されている。現在はつくばでしか走っていないが、今後は全国での展開や深夜利用などが目指されている。つくば市は2022年、「スーパーサイエンスシティ」に指定された。住民の「困った」を最先端のサービスで解決する取り組みが行われている。つくばは街がまるごと実験室のようなもので、他にもドローン配送や医療MaaSなどさまざまな実証実験が行われている。
峰竜太はつくばは1歩も2歩も先を行っちゃってる街だねなどと話した。つくばの隣の龍ケ崎市出身・在住の野口啓代は、身近な都会として買い物などでつくばをよく訪れると話した。筑波大学出身で8年つくばに住んでいた宮下純一は、人生に必要なものはつくばで学んだなどと話した。
15位の長屋門は農作業のための蔵や使用人の部屋として使われていた。現在つくば市ではもん泊プロジェクトと言い、長屋門を整備し民泊施設に使用というプロジェクトが始動中。
14位はとんとこ豚。この日は筑波大学の柔道部が店にいた。彼らの活力源となるとんかつは茨城県のブランド豚・三右衛門を使っている。もう一つの筑波大生の行きつけはクラレット、ちきんかつ定食が紹介された。
12位はつくばユーワールド。施設内ではボルダリングが出来る。
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CMの前から引き続き、茨城県・つくば市のベスト20を紹介する。第11位は、「産業技術総合研究所」。産業技術総合研究所は、東京ドーム約43個分もの敷地面積を持つ、日本最大級の研究機関。産業技術総合研究所では、環境、生命工学、材料、エレクトロニクス、地質調査など、7つの分野で研究が行われている。その中には、「サイエンス・スクエアつくば」という、入場料無料の施設もある。産業技術総合研究所の吉田博士が、「サイエンス・スクエアつくば」の中で、「ファブリックスピーカー」という技術について説明した。それは、布に音声信号を流して、布から音を出す事ができる技術だった。
第10位は、「飯塚伊賀七」。飯塚伊賀七は江戸期の偉人であり、発明王。現在では、茨城のエジソンとも呼ばれている。「谷田部郷土資料館」には、飯塚伊賀七が発明した品物が展示されている。その中から、「1822年ごろに完成したカラクリ時計」、「車輪を転がして回転数で距離を計測できる道具」、「1788年ごろに製作した谷田部地区の地図」が紹介された。
第9位は、「筑波ハム」。筑波ハムは、つくば市にある会社。筑波ハムの「ロースハム」が紹介された。また、筑波ハムの代表取締役社長の齋木一素さんが、筑波ハムの「ドリンクヨーグルト」という飲料について説明した。
第8位は、「つくばエキスポセンター」。つくば市は農村地帯だったが、昭和の中頃から「筑波研究学園都市」となり、大きく発展した。1985年には、「科学万博つくば’85」という大きなイベントが開催された。そのイベントには、講談社もパビリオンを出していた。この「科学万博つくば’85」に影響を受けたのが、諏訪理さん。諏訪さんはつくば市出身で、小学3年生の時に「科学万博つくば’85」を訪れて、科学や宇宙に興味を持った。そして現在では、宇宙飛行士の候補となっている。この「科学万博つくば’85」を記念しているスポットが、「つくばエキスポセンター」。現在、「つくばエキスポセンター」のプラネタリウムでは、「地球発、宇宙の彼方へ ~未体験スペースツアーへの招待~」というイベントが開催されている。このイベントは、7月7日まで。
7位はラーメン激戦区。つくばで今熱いのがラーメンだ。エリアに約50軒のラーメン店がある。特に人気なはりけんラーメンの鶏そば塩などを紹介した。
6位は1万5千人の研究者。つくばは就業者10万人当たりの研究者数が人口比で全国No.1だ。
5位はサイエンスミュージアム。科学を楽しく体験できる科学館などがたくさんある。地質標本館には約2000点の岩石・鉱物・化石が展示されている。