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(大河ドラマ「べらぼう」ダイジェスト)
第七回「好機到来『籬の花』」
「大河ドラマ べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」のダイジェストが流れた。
放送100年
和田信賢
アナウンサーの言葉とは時代を映す鏡。放送史に名を刻んだアナウンサー和田信賢。1945年8月15日正午、太平洋戦争の終わりを伝える玉音放送がラジオから流れた。しかし意味をすぐに理解できない人も多かったため続く放送で紐解いたアナウンサーがいる。当時、絶大な人気を博していた和田信賢。心境を「阿南すを始める。込み上げてくる嗚咽に、一語々々はやはり途切れ勝ちになった。」と書き記している。自分を戒め背筋をただして終戦の調書を朗読する。スタジオを出るとネクタイを緩め水を一気に飲み干した。現場にいた技術者には涙の跡が見えたという。こうして太平洋戦争の終わりが伝えられた。