- 出演者
- 黒柳徹子 ウェイウェイ・ウー
今日のお客様は、二胡奏者 ウェイウェイ・ウーさん。
黒柳は二胡奏者なりたくて練習したことがあり、小澤征爾さんと音が出る仕組みについて論争したことがあると話した。ウェイウェイ・ウーさんは上海出身で来日32年。立って演奏する。心の琴線が弾かせると言われる楽器。妹のaminさんは48歳で亡くなった。5歳のとき、父が手作りしてくれたバイオリンで音楽を始めた。毎日8時間くらいの厳しい稽古を受けていた。子供の時、山口百恵さんのドラマが中国全土で流れ、会いたいと思って憧れていた。15歳で初めて二胡を弾いた。スタジオでメンデルスゾーンを弾いてみせた。1991年、バイオリニストとして就職が決まっていたが、日本への憧れが捨て切れずに来日した。両親からは1年なら来日していいと言われたが、32年経ってしまった。
来日した時、京成線の田園風景が自分の思っていたイメージと違い、カルチャーショックを受けた。人が少ないのを嫌って賑やかなところに行ったが、後にそこがパチンコ屋だと分かった。5月3日が来日記念日で、今でも当時パチンコ屋だったドラッグストアに行って記念写真を撮る。日本語学校へ行きながら桐朋学園でバイオリンを学んだ。人から求められ、二胡に触れる時間が増えてデビューした。現在、二胡は自分の分身のように思っている。また、蝶々が好きで、生まれてから成長とともに羽ばたいていく過程と華やかさが好きだという。
ウェイウェイ・ウーさんが「リベルタンゴ」と「ソウル・ムーン」を披露した。
- キーワード
- Libertangoソウル・ムーン
妹は上海でデビューし日本で歌手をしていたが、48歳の若さで亡くなった。ウェイウェイ・ウーさんが来日したからと、来日1年後に妹も来日した。妹は曲もたくさん書いて、日中友好の架け橋としても尽力していた。上海に戻った時、音楽活動をやめようか悩んでいたと友人に明かすと、友人からは妹の分まで頑張らなければいけないと背中を押された。妹を想って作った曲もあり、その曲「Dance in the Rain」の一部を弾いて見せた。ウェイウェイ・ウーさんには23歳の娘がいて、両親も日本が好きで、母が日本語を勉強している。家族で日本の観光地を旅行した写真も公開した。
エンディング映像。
「DAIGOも台所 ~きょうの献立 何にする?~」の番組宣伝。