奈良に住む関本さんの自宅は懸賞で当選したという。2,500万円相当の注文住宅を無料で建てられる権利をプレゼントする懸賞だった。企画した住宅メーカーの社長は懸賞の反響がすごくて知名度がアップして成功だったと語った。

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奈良県

懸賞マニア“ケーマー”が急増しているという。カリスマケーマーのさおりさんを取材。お米など当選品を見せてくれた。新婚旅行のハワイも懸賞で当選したという。懸賞は運だけでなくテクニックがあるというので教えてくれた。（1）応募用紙をとにかく集める、（2）ハガキで送る懸賞は狙い目、（3）懸賞の期間外でもバーコードをストック、（4）求められずともコメントを書く、（5）ほかの応募写真の傾向をチェック、（6）写真映えするよう彩りを意識、（7）照明・小道具で映え度アップ。

オープニング映像。今回は令和の懸賞ブームを調査する。

3人のスタジオゲストを紹介。なすびさんは「懸賞の当選品だけで生活する」TV番組に出演し、1年3か月に渡り、約7万枚のはがきを応募した。当選した米がなくなったとき、ドッグフードを食べていたと明かした。橋本浩子さんは懸賞雑誌の編集部員。これまでの懸賞ブームを説明した。1996年に懸賞の上限額が100万円から1000万円に上がり、なすびの企画もあって懸賞ブームとなった。2006年には上限額が撤廃された。長場典子さんは懸賞の女王と称される。現金を当てまくってマンションの頭金にした。34年間で約4,300万円を手に入れたという。所ジョージが使っていたパターも懸賞でゲット。

稲波紀明さん（48）はアメリカの会社が実施した宇宙旅行の懸賞に日本人でだた1人当選。当選したのは宇宙旅行に申し込む権利で、2,300万円の費用が必要だった。2005年に当選して宇宙へ行く訓練も受けたが、延期が続いて20年経った今も宇宙へ行く夢は叶わず。当選者の中には亡くなった人もいるというが、稲波さんは「遠足の前日を楽しんでいきたい」と語った。脱サラをして宇宙ビジネスの会社を立ち上げたという。

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リチャード・ブランソン

北関東に暮らす30代男性は、横浜中華街に無料で行けるバスツアーに当選。母親と2人で参加したところ、連れて行かれたのは宝石会社のビル。40～50万円する磁気ネックレスを勧められたという。1時間30分のセールス後にバスは横浜観光へ行ったが、自由時間はほとんどなかった。国民生活センター・布施杏奈さんによると、当選者無料のバスツアーに参加し、高額商品を買ってしまったという相談が増加傾向だという。正畠大生弁護士によると、ツアーの工程表に記載があるため、同意したものとみなされ、クーリングオフの適用対象にならない可能性が高い。セールスに違和感を覚えたら、（禁じられたら）録音・録画が有効。橋本さんは主催者を検索・確認するのが大事だと語った。

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国民生活センター布施杏奈横浜中華街正畠大生

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