- 出演者
- すっちー 礼二(中川家) 剛(中川家) 武田真治
今回訪れたのは東京都板橋区。今回ゲストの武田真治さんいわく、板橋区には世界に名だたる名器を作るサックスメーカーがあるという。
- キーワード
- 板橋区(東京)
オープニング映像。今回は武田真治さんと一緒にサックス工場を見学。
早速常務の柳澤さんに案内していただくことに。こちらの工場、作る製品の7~8割は海外に輸出資しているという。早速工場で作るサックスを見せていただく。基本はソプラノ・テナー・アルト・バリトンの4種類。最もポピュラーなのはアルトサックスだという。ちなみにソプラノソックスだけ形状が真っすぐで音は高めになっている。サックスに限らず楽器は楽器自体が大ききければ大きいほど音は低くなる。剛が試しにアルトサックスを吹いて見るが音を出すのも一苦労。柳澤さんいわく、サックスは音を出すのも簡単ではない楽器なので、演奏者によって大きく変わるのだという。だからこそ作り手として、機能や音色だけでなく、見た目の美しさもこだわっているという。
現在工場では100人の職人がサックスのみをを製造、工程の順番としては部品の原型作りから始まり、板金の加工、溶接痕を叩いて目立たなくし、素材を研磨していく。サックスは様々な部品が使われるため、組み上げたあとでの磨きが難しくこの段階で磨くのだとか。さらに本体に穴を開けトーンホールという部分を作る。そこに音階を分けるためのパーツ「キー」を取り付けていく。合間にさらに磨きを入れて、組み上げ彫刻を彫っていく。ちなみに工場ではほとんどの作業を手作業で行っている。またサックスにはブロンズや真鍮など様々な素材が使われるが、素材によって音が変わるのだとか。
武田真治と剛がギターを弾き、礼二が今日の学びを語った。
「探検ファクトリー」の次回予告。