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劇団ひとりらがアプリを使っていろいろな時代の浅草を横断しながら歩く。
オープニング映像。
ARタイムワープアプリは、昔の映像を撮影された場所に映し出し、過去と現在を重ね合わせる装置。NHKに保管された貴重映像たちを町に解き放つ。浅草寺の門前町・浅草は、世界中から年間約1900万人が訪れる。仲見世通りには老舗が並ぶ。西には浅草六区があり、娯楽を求める庶民が押し寄せ、日本最大の歓楽街として賑わった。
ARタイムワープの手順を確認し、劇団ひとりが過去の浅草の様子を確認した。特定のポイントで記念撮影すると、合成して当時の写真に加わることもできる。番組ホームページからアプリをダウンロード可能。8月31日までの期間限定。関東大震災直後に建物が倒れている様子、3年後に復興している様子などを紹介した。
寺田心は神社仏閣が好きで御朱印帳を4冊持っている。加藤向陽アナは入局前に人力車夫として浅草で観光案内していた。アプリでは浅草のマニアックな歴史を知ることもできる。犬猫用品の店舗では、古くは徳川綱吉の時代から犬具が扱われてきた。迷子札も販売されている。迷子札は昔からなくてはならないものだった。江戸時代、親が子どもに迷子札をつけていたのが始まり。今回は、寺田心が迷子札を作ってもらった。このお店でも以前は日に20枚前後売れていたが、現在は年に2~3枚程度。お店の人と一緒に、昔のお店の前で写真を撮影した。
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今回使用するARアプリは、浅草寺や郷土史家の協力のもと、浅草と連携してNHKが制作した。東貴博は浅草寺の様子を見ながら仲見世通りを歩いた。アプリを見て回っていくと、2階建てバスなども確認できた。浅草は60年代まで映画や芝居で賑わう歓楽街だった。しかし、テレビの普及とともに客足は激減し、2階建てバスは賑わいを取り戻すために企画された。観光タワーなど今では完全に姿を消したものもある。
仲見世通りから少し横道に入った場所を探訪。ブロマイドショップは約100年前からテレビスターのブロマイド販売や衣装貸出を行っている。店長の武田仁さんは、元々お客さんだった。現在、昭和レトロブームで若い客がSNSで知ってブロマイドを買いに来るという。時代ごとに見ていくとファッションの変遷が見えてくる。
劇団ひとりが老舗の人形焼き店に立ち寄り、人形焼きを購入した。人形焼きの形は150年同じにして作っている。映像で確認した1962年当時、店主の木村淳さんの祖母が現役で働いていた。映像はチ-37号事件のニュースで扱われたものだった。この偽札事件により、千円札の肖像画も変わった。木村さんの祖母は紙問屋の娘で、触って偽札を見抜いたという。
住所変更の案内。
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浅草六区には、最盛期には36の劇場が並んだ。東貴博は小学校のときに「スニーカーぶる~す」が公開された思い出を語った。蚤の市では父のためにパイプを買ったという。浅草フランス座のステージに立った思い出も語った。
浅草寺の境内では昔からいろいろな行事が行われてきた。江戸時代からの伝統「東八拳」を見せてもらった。やり方を教わり、劇団ひとりと寺田心が東八拳で勝負して遊んだ。また、えなこが聖子ちゃんカットの姿を披露した。えなこと赤木アナも東八拳をした。
昔、浅草寺の香炉で身を清め、浴びた所の体の悪い部分が治ると言われていた。NHKに残る映像では香炉の周りのものが特に多かった。寺田心は迷子札も掘ってもらって嬉しかったなどと振り返った。えなこは母が松田聖子のファンで昔聖子ちゃんカットだったから親子で聖子ちゃんカットをしていると思ったと話した。
エンディングの挨拶とエンディング映像。