2023年8月30日放送 23:35 - 23:45 NHK総合

時論公論
「東海道新幹線 お盆に長時間のダイヤ乱れ 原因と再発防止策」

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東海道新幹線 お盆に長時間のダイヤ乱れ 原因と再発防止策

8月15日、台風7号の影響で東海道新幹線の一部区間で計画運休が行われた。16日には静岡県内で大雨となりダイヤが乱れた。影響は翌日まで残った。課題として指摘されているのはダイヤの乱れが日をまたぎ続いたこと。直通運転では新大阪駅で約2分停車し出発する。折り返し運転では到着し全ての乗客を下ろすため停車時間が長くなる。発車するときも長く停車するため停車時間が計6~10分程度と長くなる。これにより新大阪駅の空きホームが少なくなった。さらに車両基地で清掃などを行っている。折り返しで車両に入る列車が多くなった。その結果、入れる・出すのに時間がかかりダイヤの乱れが解消できなくなった。状況改善するには運転本数を減らす必要がある。だが15日に計画運休したことにより移動したい人が多いことが予想されJR東海の担当者は多く走らせたいと考えた。利便性を考えた判断だったが結果的に遅れの解消が困難にさせた。新大阪駅では帰れなくなった乗客用に列車ホテルを用意し空きホームが少ない状態が続くことになった。17日、列車基地の車両を減らすため博多方面の列車を次々と出発させた。東京方面はやりくりがつかず始発が発車したのは2時間あまりの遅れ。次第に問題が解消され16時ごろに東海道新幹線のダイヤがほぼ正常となった。原因の1つが運転本数を減らす措置が不十分だった。新大阪駅での折り返し運転は経験していて当初、対応できると考えていた。だが空きホームが少なくなり車両基地の列車が多くなることは初めての経験で自体収束に必要な運転本数を減らす必要があるのか適切に見極められず影響が続いた。今回の検証を行い新大阪駅や車両基地が限界になる条件を把握することが必要し予防策につなげることが大切。また走法が限界を迎える事態を想定する必要もある。車両基地や駅の列車を回送で東京・博多方面に移動させることも必要。東海道・山陽新幹線全体の最適手段として検討することが求められている。さらに今回、課題とされているのが利用者への情報提供。特に17日の始発の運転見通しの伝え方には問題が会った。確度の高い情報を伝えるため未定も時間を定めた情報提供することが必要だった。

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