2023年12月26日放送 4:10 - 4:20 NHK総合

時論公論
「来年度政府予算案 求められる財源の確保と事後の検証」

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オープニング

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(時論公論)
来年度政府予算案 求められる財源の確保と事後の検証

一般歳出の社会保障費は約37兆7200億円、防衛費は約7兆9200億円で当初予算に比べ大幅に増えた。さらに国際の利払い費が約9兆6900億円。一般会計の総額は約112兆700億円に膨らんだ。一方で税収は約69兆6100億円で新規国債発行は約34兆9500億円で来年度末の国債発行総額は約1105兆円に達する。来年度の予算の焦点の1つがこども未来戦略。児童手当の所得制限を撤廃し支給対象を18歳まで広げる。両親ともに育児休業取得の場合、育児休業給付を引き上げるなど拡充。こども関連予算は8兆6000億円に加え3兆6000億円程度の財源を確保する必要がある。巨額な財政が必要な政策に財源の確保が追いついて子なければ財政のさらなる悪化を招きかねない。国の予算の規模は100超円前後で水位してきたがコロナから膨らんだ。気になるのが予備費。巨額にも関わらず何にいくら使われたか分からない。適切に使われていたか事後に検証できるためにも事業ごとの使用額・情報開示が必要。さらに予備費を要求する際には年度内に執行されることが大前提。だが3月下旬などに行い執行を全額翌年度に繰り越されたケースが18件もある。予算を使う側の説明責任が問われる。

(エンディング)
エンディング

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