2024年9月10日放送 23:30 - 23:40 NHK総合

時論公論
来年度予算編成 岸田政権が残した課題

出演者
神子田章博 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(時論公論)
来年度予算案 岸田政権が残した課題

各省庁の概算要求の一般会計の総額は117兆円を上回り、過去最大となった。厚生労働省の要求額は今年度予算を4500億円以上、防衛省の要求額は約5800億円増えた。防衛費が増額するなか、どう財源を確保するのか。政府は他の予算を削減、所得税、法人税、たばこ税の値上げにより確保などを掲げていて、新政権では国民への丁寧な説明、理解の獲得が求められる。また、日銀はマイナス金利政策を解除し、今後も利上げの構えを見せている。これまで、日銀は市場から大量の国債を買い入れ、価格を上げて金利が低くなるよう誘導してきた。ただ、7月には買入額を減らすことを決めたことで、国債の価格は下がり、金利が上昇することになる。そうなると、金利の支払いが増加、いわば借金が増えることとなり、財政の悪化がいっそう懸念される。神子田氏は「いつまでも先送りすることは許されない、重い課題となっている」と語った。

キーワード
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(エンディング)
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