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時論公論
“閉店と活況”デパートから見る個人消費
デパートから見る個人消費について、井村丈思委員が解説。9月30日、西武渋谷店が閉店した。西武渋谷店は1968年に開業して最先端の文化・流行を発信してきたが、周辺施設との競争激化で販売が減少し、昨年度の売上はピーク時の半分以下だった。そごう・西武は、地権者から西武渋谷店の土地や建物の明渡しを求められていた。全国でデパートの閉店が相次いでいて、店舗数は2026年10月6日時点で168。2025年のデパート全体の売上は5兆6754億円で、ピーク時の38%となっている。デパートでの高級ブランド品の売上が、2025年に過去最高となった。各デパートの外商は、富裕層の囲い込みを行っている。デパートでは、化粧品や菓子の販売も回復している。ニッセイ基礎研究所の久我尚子上席研究員が、ここぞという商品ニーズに応えられるかがカギだとコメントした。帝国データバンクの調査では、10月の食品値上げは約3100品目。大手10社の電気料金が値上がりし、過去最高の水準となった。8月の企業物価指数は、+7.6%と高水準。デロイトトーマツグループの調査では、物価上昇に高齢層ほど慎重姿勢をみせている。政府は、食料品の消費税減税関連法案を提出する方針だが、物価高で効果は限定的という専門家の見方もある。
(エンディング)
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