- 出演者
- 桂文珍 野村萬斎[2代目]
(オープニング)
オープニングトーク
最近は市役所など番号札を取って待つシステムの所が増えたことについて話した後、今日の出演者(なすなかにし、桂二葉)を紹介した。
オープニング
オープニング映像が流れた。
(桂文珍の演芸図鑑)
なすなかにし
なすなかにしが漫才を披露した。
- キーワード
- なすなかにし
桂二葉 「つる」
スペシャル対談 野村萬斎
桂文珍と狂言師の野村萬斎の対談。まずは野村萬斎の姿勢の良さについて話した。家庭環境もあり子供の頃から姿勢が良かった。狂言における型にも通じているという。狂言では面をつけ体のバランスが取りにくくなるため、全方向を意識するような立ち方をすることで、それを補っている。野村萬斎は3歳から舞台に立った。最初は舞台後にもらえるご褒美がモチベーションだった。狂言は型が基本にあるが、野村萬斎の父親くらい年をとると演技の中に型を凌駕する人間味や生き様などが見えてくるようになる。狂言では人間だけでなくその場にいるいろいろなものを演じる。池澤夏樹の短編小説を題材にした新作狂言「鮎」では鮎も演じている。「鮎」には“都市と田舎とどちらが良いか”などのテーマがその裏にある。お客さんには笑うだけでなく、作品のテーマを感じてほしいと願っている。