オープニング映像。

約44年前、JR札幌駅で忘れられない出会いをした2人の鉄道マンがいる。京王電鉄の長屋さんと西武鉄道の幸田さん。始まりは札幌駅での出会いだった。昭和52年の夏休み、長屋さんが列車を撮影しているとき反対側に同じく撮影している男がいた。同級生の幸田さんで話をしたことがなかった。話すと共に鉄道好きで距離が縮まった。いつも長屋さんが引っ張り、幸田さんがついていく。幸田さんは心地よかったという。進路を決めるときは幸田さんが長屋さんを引っ張った。鉄道を学ぶ学校に進学する予定だった幸田さんは長屋さんを誘い同じ高校に通い卒業後は別々の鉄道会社に就職した。長屋さんは5年後に運転士となり、30代になると使命感を抱くようになった。一方、幸田さんも運転士となるも運転指令へ移動した。長屋さんは40歳を超え体の不調を感じるようになった。中学校の同窓会が行われ2人はよく会うようになり悩みなどを話している。長屋さんは後輩に心構えを教えている。幸田さんは今も鉄道全体の安全に目を配る。アイツがいるから頑張れるとあの日の出会いを感謝している。

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