2023年10月9日放送 14:00 - 14:55 テレビ東京

海のゴミ全部拾う大作戦〜緊急SOS!池の水メンバーが海へ!〜
海のごみぜんぶ拾う大作戦〜緊急SOS!池の水メンバーが海へ!〜

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(オープニング)
オープニング
(海のゴミ全部拾う大作戦〜緊急SOS!池の水メンバーが海へ!〜)
スポGOMIワールドカップ

世界的なゴミ問題に警鐘を鳴らすべく「スポGOMIワールドカップ」今年開催された。スポGOMIとは拾ったゴミの種類や量などを競うスポーツ。21カ国で予選を行い、各国の優勝チームが日本での決勝戦に参加する。まず取材を行ったのはオーストラリアのシドニー。大会当日、25チーム75人の選手が参加。アンバサダーとしてオリンピックメダリストの元競泳選手の松田丈志さんが参加した。現役時代から何度もオーストラリアを訪れていたという松田さん、彼にとってオーストラリアは水泳を強くしてくれた場所だという。また参加選手に話を聞くと、地球温暖化をどうにかしたいなどの声が聞かれた。大会では町とビーチで周囲8キロの範囲でゴミを拾っていく。

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シドニー(オーストラリア)スポGOMI ワールドカップ 2023マンリービーチ
緊急SOS!海のごみぜんぶ拾う大作戦 徹底調査!海洋ごみ最前線

日本財団の海野光行理事は「スポGOMI ワールドカップ 2023」に関して「海洋ごみはその80%が陸で発生したもの、海洋ごみを食い止める最後の砦がゴミ拾いで、これとスポーツを組み合わせた」とした。

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スポGOMI ワールドカップ 2023日本財団
オーストラリア5500人が熱狂!スポGOMIワールドカップ予選に密着

事前に競技エリアをまわる松田さん。シドニーの街には多くのゴミ箱が設置されており、リサイクルゴミと一般ごみに分かれる。さらにリサイクルゴミは細かく分類しておらず、ゴミが捨てやすい。分別は業者が行うという。目立つゴミは感じないと語る松田さん。オーストラリアではゴミはゴミ箱に捨てるという意識は高いとした。また彼らは日本に対して「ゴミはきちんと持ち帰るという印象がある」と話してくれた。シドニーでは自治体から各家庭にゴミ箱が支給され、家の前に出しておけば業者が回収してくれるのだという。またシドニーでは木々や落ち葉専用のゴミ箱があり、ここで集められたものは肥料として再利用される。

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シドニー(オーストラリア)

ついに開始されたスポGOMI ワールドカップ 2023のオーストラリア予選。ビーチ沿いには食品関係のゴミが多いと話す選手たち。海を見れば非常に澄んでおり、また多くの生き物を確認できる。それだけに海にゴミが入り込むことになれば、こうした生き物に影響を与えることになる。また町中では草むらにガラス瓶やお菓子の袋が落ちていて、選手たちはこうした見えない場所のゴミを拾っていく。そして松田さんは自身が東京予選に参加していたと話す。東京予選ではお台場の周囲5キロほどを使い競技を行った。お台場では道路の溝のや公園の芝生などでタバコの吸い殻が確認できる。その他にも街の至る所に様々なゴミがあることがわかる。東京予選では113キロのゴミが回収されたという。一方オーストラリアでも吸い殻は非常に多く確認された。果たしてどれだけのゴミが集まったのか。

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お台場(東京)スポGOMI ワールドカップ 2023寺村美穂成田真由美東京国際交流館

1時間のゴミ拾いが終了。種類ごとのポイントを合わせ順位を出す。今回集まった総重量は158kg。優勝したチームの女性は「本当に楽しくて、優勝するなんて思ってなかった」などと話した。

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オーストラリア
緊急SOS!海のごみぜんぶ拾う大作戦 徹底調査!海洋ごみ最前線

回収量でいうと一番多かったのはマレーシアで300kg以上。1番少なかったのはスウェーデン。田村淳は「スポGOMI、第2回参加します」などと話した。

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スポGOMI
愛媛 スーパー女子高生たちが海の未来を守るごみだらけの海岸を徹底清掃

海に流れ出るプラスチック素材の研究で受賞多数。環境問題に取り組むスーパー女子高生が愛媛県にいた。愛媛大学附属高等学校の理科部のプラガールズで海洋プラスチック問題を研究テーマにしている。プラガールズは海で分解されるプラスチックの研究を進めている。現在、生分解性プラスチックが多く利用されているのは農業や林業の分野。コスト面などから流通はわずか0.02%。

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イオン 第11回 eco-1グランプリ内閣総理大臣賞日本バイオプラスチック協会

愛媛県を中心にゴミ拾い活動を行うE.Cオーシャンズは結成7年、すでに50箇所以上で清掃。愛媛県愛南町の御荘湾は地形が複雑で、陸路で行けない海岸が30箇所ほどあるリアス式海岸。その海岸で一行がゴミ拾い。ここでの前回のゴミ拾いでは2.5トンのゴミを回収。1年経った今、再び訪れるとゴミの山に。

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E.Cオーシャンズ御荘湾愛南町(愛媛)

愛媛県愛南町の海岸でゴミ拾い中、転覆した船のゴミを発見。こうした大きいゴミから順にゴミ拾い。この1年で捨てられてとみられるゴミも多数。1時間半で70kgのゴミを回収。マイクロプラスチックとは細かく5ミリ以下に分解されたもので、海から浜に打ち上げられるという。東京農工大学の調査では、東京湾で採取したカタクチイワシの8割の消化管からマイクロプラスチックが発見されたというデータも。今回、海岸の他に広島湾のマイクロプラスチックも改修。

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カタクチイワシ広島湾愛媛大学東京湾東京農工大学大学院

広島湾でゴミ拾い中、潮目に大量の発泡スチロールが。潮目は餌を求めて魚が集まる場所だが、プラスチックで汚染されていた。海底から引き上げるた土を解析すると、ビニール袋の原料であるポリエチレンや、発泡スチロールの原料であるポリスチレンなどは検出。こうしたマイクロプラスチックは海に浮くが、付着物がつけば水に沈む。今回の調査では20cm四方で30粒のマイクロプラスチックが見つかった。海岸で見つかったゴミ350kg分は船で運搬。付着物で覆われたプラスチックは償却か埋め立てるしかないため、リサイクルできない。そこでメンバーらは、プラスチックを食べて生きるミルワームという虫を使って、プラスチックを分解する研究も実施中。

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ミルワーム
緊急SOS!海のごみぜんぶ拾う大作戦 徹底調査!海洋ごみ最前線

01年以来、大気汚染や火災の防止のために野焼きが禁止に。かつては海岸で漁師らがゴミを焼いていたが不可能となり、ゴミを移動させる費用も漁師には払えず、高齢化も進んでいて改修が追いつかず、いくつかの場所では放置されている現状も。そんなゴミの量を減らすのが破砕機。硬いプラスチックを砕ける。発泡スチロールには減容機が有用で、圧縮されるため処理の負担も激減。日本財団では、廃棄前の漁網を使ったランドセルを作るなどの取り組みも。

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3DマッサージピローBLUE LIFEfor the BlueUMI日本財団
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