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(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
(知られざるガリバー)
年商292億円 圧入技術の建設機械メーカー
年商292億円 圧入技術の建設機械メーカー 地球の力を利用する
技研製作所は高知県で創業した会社。様々な建設機械を製造しているが、杭を打つ機械は圧入技術を使ったもので世界トップシェア。場所・用途・地盤の固さなどに合わせて開発されている。工事の方法まで顧客に提案している。技研製作所の年商は292億円、従業員数は691人。海外にも6つの拠点を持っている。
1960年代まで杭打ちの機械は打撃方式が主流だったが、騒音・振動による建設公害として問題視されていた。解決したのはサイレントパイラー。杭の引抜抵抗力を利用して次の杭を打つことが原理という。
年商292億円 圧入技術の建設機械メーカー 建設公害ゼロへの挑戦
技研製作所の創業は1967年。工事を請け負う傍らで最新の汚泥吸引車を導入して社会問題となっていたヘドロの回収事業も行っていた。1975年にサイレントパイラー第1号機が完成。無振動・無騒音が評判を呼んで機械を売ってくれという声が高まった。小型化・軽量化を進め建設現場の様々な課題を解決していったという。クリアパイラーは高さに制限のある場所で使う。
年商292億円 圧入技術の建設機械メーカー 世界も認める杭上自走システム
道路の切り替え工事では、杭を打ち続けた後に 土などを盛って道路を敷く。ジャイロパイラーは内側から圧力をかけて円筒状の杭を掴み、回転させることで硬い岩盤層に杭を打ち込むことができる。杭の上で移動することもできる。従来の工法は機械の足場などの仮設が必要だが杭上自走システムは機械の幅があれば工事ができる仮設レス施工。
年商292億円 圧入技術の建設機械メーカー
日本では圧入工法が普及してきたが、海外はまだまだこれから。「公害対策企業としては目指すところはそこにある、世界中に圧入工法を広めたい」などと大平厚さんは話した。
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(エンディング)
次回予告
知られざるガリバーの次回予告。