- 出演者
- バカリズム 杉原千尋
オープニング映像。
ラッコはイタチの仲間で、海に進出したのはアザラシよりも遅い。泳ぎは苦手で、潜水可能なのは3分程度だが、可愛さを備えている。海流に流されないよう、体に海藻を巻いて寝るが、手足には体毛がないので水中には入れないという。日本では1982年、水族館で初めてラッコが飼育され、2年後には飼育数が急増。同年、国内水族館で初の赤ちゃんが誕生し、映像を流すと視聴率アップに繋がった。飼育数も右肩上がりで、ラッコグッズも大好評。「とんねるずのみなさんのおかげです」では仮面ノリダーがスタートし、第1話にラッコ男という怪人が登場。
吉川美代子氏はアナウンサーを続けながら、カール・ケニオン氏に師事し、ラッコの研究も行ってきた。日本はラッコの輸入に頼ってきたが、アメリカの方針で輸入がストップ。また、89年にアラスカで原油流出事故が発生し、3500~5500頭のラッコが死んだとされる。水族館のラッコに注目すると、吉川氏は「2、3、4代目になっていくと姻戚関係になり、生殖能力は落ちる」と話す。加えて、1日の食事量が多い上に好物はウニ、アワビ、タラバガニ。吉川氏は「水族館にとってはかなりお金がかかる」と語った。せいやはユーカリを主食とするコアラ、新鮮な笹の確保が必要なパンダもお金がかかると言い添えた。
「コアラのマーチ」のヒットを受け、ラッコのお菓子も誕生した。
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- コアラのマーチ
ロッテは「コアラのマーチ」でヒットを飛ばし、コンソメ味のスナック菓子「ラッコの親子」を発売。だが、販売終了となる。87年、アラスカのメスラッコを描いた「ラッコ物語」が公開されるが、「ハチ公物語」に惨敗を喫した。せいやは「コアラ、パンダはそれぞれオーストラリア、中国に丁重に扱われてきたが、ラッコは例外」と話す。
せいやはラッコが適切な庇護を受けることなく、数を減らしていることに胸を痛める。
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94年には水族館で122頭のラッコが飼育されていたが、鳥羽水族館で2頭、マリンワールド海の中道で1頭しか飼育されていない。3頭で繁殖を試みることで事態を打開しようにも鳥羽水族館の2頭のうち1頭は高齢のメス。残り2頭は兄妹の間柄。せいやは「近い将来、日本でラッコは見られなくなる」と語った。 そして、夏休みも終わりが近づくなか、自由研究を終えていない子どもたちに向け、せいやは「自由研究にそのまま使っていい」と勧めた。
エンディング映像。
来週以降のラインナップを紹介した。
スタジオ観覧募集のお知らせ。
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