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今回は福島県をめぐる湯の旅。「飯坂温泉」「穴原温泉」へ。

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福島県穴原温泉飯坂温泉

飯坂温泉は開湯1800年以上の歴史があり、東北屈指の規模を誇る。摺上川の周りには旅館や日替わり入浴施設が点在している。

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摺上川福島県飯坂温泉

飯坂温泉には8つの共同浴場があり、中でもシンボルといえる存在が鯖湖湯である。飯坂温泉は町の至る所に源泉があり、湯量豊富となっていてお湯が熱いことで知られている。観光客はもちろん、地元の人々にも根強く愛される共同浴場で古き良き湯治場の風情を感じることができる。

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福島市観光開発飯坂温泉鯖湖湯

鯖湖湯から歩いて3分、細い路地に入りきょうの宿「青葉旅館」へ。創業90年以上の老舗宿で客室は全部で10室、専用の露天風呂がついた部屋もある。

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福島県青葉旅館飯坂温泉

青葉旅館には浴室が3つあり、全て貸切で利用することができる。1つは石造りの内湯である。

夕食の時間は客室でいただくこととなる。びっしりと並べられた小鉢が青葉旅館の名物となり日によって変わるが、この日は34種類の小鉢が並んでいた。

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アミタケの和え物ミズコブのじゃこ和え米沢牛とマツタケの鉄板焼き

客室専用の露天風呂では熱いがほのかにぬめりがあり、つるつるとした肌触りが飯坂温泉の特徴である。

貸切露天風呂で贅沢な一時を過ごした。

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福島県青葉旅館飯坂温泉

飯坂温泉の最後に訪れたのは住宅街の中に溶け込んだ昭和43年開業の共同浴場「十綱湯」である。レトロな浴室だったが熱すぎて入れなかった。注がれている源泉は60℃前後で浴槽での温度は50℃ほどであった。ゆっくりかけ湯をして体をならして入ってみるが、我慢できずに水を入れさせてもらうこととなった。

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十綱湯

飯坂温泉から車で5分、摺上川を上流に向かって進むと穴原温泉がある。泊まるのは老舗の温泉旅館「吉川屋」で客室は120室を備えている。ロビーでは宿泊客が自由に飲める福島産の果物を使ったジューススタンドがあった。

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吉川屋福島県穴原温泉

摺上川に面した大浴場の内湯はガラス窓に沿って全長30mほどの巨大な浴槽となっていた。四季折々の山の景色を臨むことができる気持ちのいいお風呂である。

穴原温泉には内湯と露天風呂を備えた貸切風呂がある。

吉川屋の夕食の時間では季節ごとの旬の食材がふんだんに使われている。「キノコとフカヒレの薬膳スープ」「どんぐり饅頭（鹿肉入り）」を食べていった。もう1つの大浴場は広い浴室の中に大小2つの浴槽があった。

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どんぐり饅頭（鹿肉入り）キノコとフカヒレの薬膳スープ吉川屋福島県穴原温泉黒毛和牛のすき焼き

エンディング映像が流れた。