2024年3月23日放送 23:00 - 23:30 NHK総合

編成王川島
バラエティー企画オーディション番組始動!

出演者
川島明(麒麟) 
(オープニング)
オープニング

この番組では、NHKバラエティー特命編成部の川島明が、数ある企画書の中から本当に観たい番組をセレクトしていく。

オープニングトーク

Nバラ編成会議(NHKのバラエティーについて考え育てる特命編成部の会議)が始まった。進行を務めるのは特命編成部デスクの川島明。さらに、特命編成部長の朝日奈央と、アドバイザー2人(横川尚隆・#KTちゃん)も同席した。今回集まった4つの新企画が紹介された。それぞれの企画に、その企画ロケを行う芸人コンビが割り当てられている。川島は既にこの4つの中からこれぞと思った企画2つを選んでおり、その企画に割り当てられた芸人も既にロケを終えている。川島が選んだ企画の1つ目が、オズワルドがロケを行う「イラッと解決!オズ坊にさけぼう」であることが発表された。

キーワード
アルコ&ピースエルフオズワルドマユリカ
(編成王川島)
イラッと解決!オズ坊にさけぼう

オズワルド伊藤俊介がスタジオに登場。相方の畠中は病気療養のため欠席。オズ坊とは伊藤を模したキャラクターのことで、伊藤はそのキャラクターを象ったパネルとともに現れた。「オズ坊にさけぼう」とは、誰もが抱えるイライラ・悩みを“オズ坊”のパネルに吐き出してスッキリしてもらうという企画。オズ坊に本音をしゃべってもらった後、オズワルドが駆けつけて解決策を提案するという流れ。川島がこの企画を採用した理由は、コミュ力の高い伊藤と、優しくすべてを受け止める畠中、静と動の2人なら悩みを解決できるのではと期待したため。これから企画VTRが流れるが、その出来についてはスタジオの朝日奈央ら上層部3人が○×で判定する。○が2人以上で企画継続、×が2人以上で即お蔵入りとなる。

キーワード
オズワルド

VTRスタート。畠中悠がギターで「オズ坊のテーマ」を弾き語り。オズ坊パネルは、東京高校に設置されることになった。オズ坊パネルの拡大された耳の部分にはカメラが設置されており、悩みはここに向かって話す。オズワルドがモニタリングする。まずは2年生の男子生徒が「筋トレしても彼女ができない」という悩み(イライラ)を打ち明けた。続いて女子生徒集団が「世の中においしいものがたくさんありすぎる」という悩みを打ち明けた。オズワルドが注目したのは「髪を切れと言われるが、先生たちも長いじゃないか」と愚痴を話す男子生徒。この男子生徒は人と目を合わせるのが苦手で、髪があれば目を合わせなくて済むので、髪を切りたくないのだという。オズワルドが男子生徒(ナカジマ君)のもとに駆けつけた。大人しそうだが実は明るいナカジマ君に、畠中は「そのままのナカジマでいてほしい」という解決策を提案した。その後も、オズワルドの2人は「一発ギャグを教えてほしい」という生徒たちに一発ギャグを伝授するなどした。オズ坊が設置されている場所は学校でも人通りの多い場所だが、みんなの前では言い出せない深い悩みもあるだろうということで、番組スタッフはオズ坊を抱えて学校内を歩き回り、一人ぼっちの男子生徒を発見、逆にこちらから悩みを聞いた。男子生徒は「やせられない」という悩みを打ち明けた。オズワルドは「走れ」という解決策を提案した。夕方になり生徒もほとんど下校したころ、一人の男子生徒(ヨシミネ君)が「大学の進路で親を説得できない」という悩みを打ち明けた。ヨシミネ君は指定校推薦で大学に行きたいが、親は一般入試でもっといいところへ行ってほしいと考えているという。ヨシミネ君は国際系の大学に進学し、将来は海外の人たちと働くことなどを夢見ている。ヨシミネ君はまだ1年生であるため、オズワルドの2人は「プランを明確にして高3になったときに改めて話し合う」ということをアドバイスしつつ、解決策としては「親を腕相撲で倒す」ことを提案した。ここでヨシミネ君から畠中と腕相撲がしたいとの申し出があり、2人は腕相撲で対決した。結果は畠中の勝利、畠中はその勢いで「お前は親が決めた大学に行け!」と言い放った。

キーワード
東京高等学校

スタジオトーク。上層部3人がそれぞれ感想を話したあと、○×審査が行われた。結果は3人全員が○、「オズ坊にさけぼう」の企画継続が決まった。

レアな趣味人 マッチングリポート はて×はて=?

川島が採用したもう1つの企画は「レアな趣味人 マッチングリポート はて×はて=?」。このロケを行ったマユリカの2人がスタジオに登場した。さらにここで、今回見送りになってしまった残りの2つの企画のロケを行う予定だったアルコ&ピースとエルフが、「企画お見送り芸人」というボードが掲げられた部屋から中継映像で登場、採用されなかったことについて愚痴を漏らすなどした。「レアな趣味人 マッチングリポート はて×はて=?」(はてはてはてな)とは、趣味を突き詰めて果てまで行きついた“はてさん”にスポットを当てる企画。別ジャンルの“はてさん”2人が出会って起きる化学反応を楽しむ。川島がこの企画を採用した理由は、4つの企画の中でいちばん結果が見えないため。未知数な企画にかけた形。

キーワード
アルコ&ピースエルフオズワルドマユリカ

VTRスタート。マユリカの2人が対面した1人目のはてさんは、白塗りアーティストのminoriさん。白塗りメイクに自作のファッション、唯一無二のスタイルで活動している女性。その写真作品は、海外からも注目されている。白塗りを始めたのは、(ロリータファッションなどの)洋服との調和を目指すため。中谷もminoriさんに白塗りメイクを施してもらった。洋服に合わせて白塗りにさらに色を足していく。白塗りは、洋服だけでなく自然に対しても調和しやすい。続いてマユリカは2人目のはてさんのもとへ。現れた男性(中野智宏さん)は、突然意味不明な言葉を話し始めた。中野さんのオリジナルの言語(ヴァロケリム語)だという。中野さんはファンタジーの世界のなかで話されている架空の言語を作る「オリジナル言語作家」だという。幼い頃には「ロード・オブ・ザ・リング」の世界観に影響を受けた。東京大学で言語学を専攻しており、オリジナル言語の裏にはしっかりとした論理がある。これまで123以上の言語を作ってきた。自作の架空世界を部隊にファンタジー作品の発表も行っている。日を改め、minoriさんと中野さんが森の中で対面(マッチング)した。2人には事前にやってみたいことをアンケートしていた。minoriさんがやってみたいことは、自然の中での作品づくり。中野さんがやってみたいことは、新たな架空の世界作り。中野さんは既に、事前に番組スタッフにもらったminoriさんの写真から新たな架空の世界・物語を作ってきていた。これをもとに、minoriさん主演でショートムービーを制作した。最後に、中野さんは「他の方とのコラボは今までしたこなかったので勉強になった」、minoriさんは「中野さんの作品の作り込みに感動した」、などとそれぞれ感想を話した。白塗りアーティストとオリジナル言語作家が出会ったら、森を畏れる架空の民のショートムービーが生まれた!

キーワード
ロード・オブ・ザ・リング世界のあいだ東京大学

スタジオトーク。上層部3人が「はて×はて=?」について判定を下した。結果は全員○で、企画継続が決まった。

(エンディング)
エンディングトーク

今回紹介された2企画はどちらも継続決定となった。朝日奈央は「今回だけが面白かったわけじゃなくて未来も楽しみ」などと話した。

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