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(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
(視点・論点)
エネルギー戦略大転換 ポスト石油時代をどう生き抜くか
IEAは化石燃料の需要が2030年までにピークに達し現象する報告書を発表した。予測ではないとハッキリと書かれている。各国政府の気候変動目標が達成されたと仮定した場合のシナリオであるということ。シナリオどおりになるには現在の何倍もの再生可能エネルギーと電気自動車の普及が必要になる。現実はエネルギーの8割を化石燃料で賄われている。新規開発をやめればエネルギー供給不足となる。OPECは報告書に対しエネルギーシステムを破壊しかねない危険な主張だとした。現代のエネルギー政策や起業の経営計画にちって重大な問題になりつつある。来年以降、策定される予定の第7次エネルギー基本計画に向けた議論が始まろうとしている。日本はすでに化石燃料の需要ピークを過ぎている。エネルギー問題を考える上でグローバルな視点も重要だが日本にとって意味があるとは限らない。日本は世界にも類を見ない特殊なエネルギー事情を抱えている。これからのエネルギー問題は供給だけでなく価値ある使い方ができるか、消費の側面に注目することが大切になる。省エネや脱炭素化によりエネルギー消費量の付加価値を大きくできるかが日本の脱炭素化する上で重要である。化石燃料の中で日本にとって供給リスクが高いのは石油。石炭・天然ガスを上手く使いながら脱炭素化・省エネでより豊かな社会を目指し石油依存度を下げることが求められている戦略ではないか。
(エンディング)
エンディング
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