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(オープニング)
オープニング
オープニング映像。
(視点・論点)
オンライン化が進むギャンブル依存 その対策
ギャンブル依存の正式名称はギャンブル行動症で、世界保健機関の国際疾病に分類されている。ギャンブルが日常生活において最優先事項となっていて、生活、学業、職業、健康上の問題を引き起こしているのに続けている状態を指す。久里浜医療センターではギャンブル依存外来を初めて受診した患者に依存したギャンブルの種類を調査。コロナ禍前はパチンコ、パチスロが全体の2/3を占めていたが、コロナ禍後はオンラインギャンブル関連が増加していた。オンラインギャンブルは「いつでもどこでもできる」、「すぐに結果が出る」、「賭け金の後払いが可能」、「プライバシーが保たれる」といった特徴があり、いずれも依存性を高めるファクターといえる。国はギャンブル等依存症対策基本法を制定し、同法の理念を具体化するために推進基本計画を策定している。警察庁の調査によると、オンラインカジノは違法でありながら、利用者は197万人にのぼる。回答者の約半数は違法と知らないという。久里浜医療センターを受診したある患者は2ヶ月で7000万円の借金を負っていた。樋口進名誉委員長はサイトへのアクセス対策、決済手段対策を重視し、対策基本法に則って銀行やクレジット会社に違法サイトを通知し、取引停止を指示するべきなどと語った。
(エンディング)
エンディング
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