- 出演者
- 安村直樹 樫本大進
今回の案内役は樫本大進。ロン=ティボー国際音楽コンクールなど5つの権威ある国際コンクールで優勝しており、2010年からはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスターも務めている。読響とは1998年以来2度目の共演だという。樫本大進は25年ぶり共演をずっと楽しみにしていたなどと話した。また、25年前の秘蔵映像を見た樫本大進は若いですねと笑顔で話した。
「ヴァイオリン協奏曲<祈る人>」は作曲家の細川俊夫が樫本大進に捧げた作品。2023年3月にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と樫本大進により世界初演されたという。この曲について、樫本大進はソロ・ヴァイオリンがシャーマン、オーケストラが宇宙だと話した。また、読響常任指揮者のセバスティアン・ヴァイグレについては優しくて温かい人だと話した。
細川俊夫作曲「ヴァイオリン協奏曲<祈る人>(国際共同委嘱/日本初演)」をヴァイオリン:樫本大進、指揮:セバスティアン・ヴァイグレ、管弦楽:読売日本交響楽団で演奏した。
読響との共演を終えた樫本大進はすごく入り込み、集中した演奏だったので、みなさんに感謝だと話した。続いてはモーツァルト作曲「交響曲第31番 ニ長調 K.297<パリ>」。モーツァルトについて、樫本大進はクラシックの入口、天才作曲家だと話した。また、この曲の魅力や込められた意味などをセバスティアン・ヴァイグレが語った。
モーツァルト作曲「交響曲第31番 ニ長調 K.297<パリ>」を指揮:セバスティアン・ヴァイグレ、管弦楽:読売日本交響楽団で演奏した。
読売日本交響楽団は1962年に設立された。読売新聞社・読売テレビ・日本テレビ放送網の3社を母体としている。読響について、山口寿一はジャーナリスティックな活動をすることができるところがひとつの特色、読売・日本テレビグループの宝物だと話した。
樫本大進は11月にもベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏会で来日するという。
「読響プレミア」の次回予告。