押見修造がすごいと思う漫画を熱弁！さらに「血の轍」の創作秘話も。

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67歳の新人 ハン角斉短編集押見修造未来人サイジョー血の轍

押見修造が激推しする漫画その3は叶齊「毒白」。女装願望のある高校生を描いた作品。すごいポイントは自分の潜在的な願望を引き出される感じがする。自分の漫画にも共通するところは感じた。先のある感情を描いて進んでいくのがすごいと話した。

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叶齊毒白

押見修造と伊集院光が「血の轍」の創作秘話についてトーク。ペース配分については必要な分だけ描いてる。連載当初に考えていた事じゃないところにドンドン行ってる。主人公の感情は描いてみないと分からない。連載をしていて自分でも予想しなかった展開については、母親を介護する展開は思ってなかった。憎しみをぶつける展開も考えていたが自分の中で必然性を感じる展開になっていった。引きは二の次で僕が描き尽くしたと思うところまで描いたら終わりだと話した。またやめられない習慣についてはページを大胆に使うため、エゴサーチするとページ泥棒と言われている。この作品を描いてる中で精神的に落ちる部分はあったが主人公が変わっていくにつれ回復していった。漫画家が選ぶすごい漫画に最多推薦されていることについては好きに描いてるのでズルイという感じがするのかもしれないと話した。

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血の轍

役を演じてて引っ張られる事について花澤香菜は心が沈みながらすごく悲しい気持ちになることはあると話した。岩井はハライチの漫才の自由演技について、澤部を泳がして次のフレーズを言わないくだりで「もう次行った方がいい空気」を超えてウケるのが気持ちよすぎると話した。

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