2024年2月3日放送 10:30 - 11:00 テレビ東京

週刊ビジネス新書〜明日から使えるビジネスのヒント

出演者
竹内香苗 伊集院光 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(週刊ビジネス新書)
明日から使えるビジネスのヒント

令和の時代にマッチするNEO酒ビジネスがテーマ。成人ひとりあたりの酒類の消費数量の推移は、著しく右肩下りだ。入山さんはお酒を多く飲むという。竹内さんはかつて浴びるほど飲んでいたという。飲み会の機会は減っている。飲まないことが許される空気になっている。

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総務省
廃棄物からお酒 サステナブルな酒造り

廃棄物からお酒を作るというサステナブルな酒造りを紹介する。国内での酒の消費量は減っている。オランダ生まれの蒸留酒のジンは人気だ。クラフトジンが大流行している。ジンの国内での生産量は右肩上がり。エシカル・スピリッツを取材した。酒粕からジンをつくっている。一般のジンは穀物とジュニパーベリーから作る。

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エシカル・スピリッツジュニパーベリージン

コロナ禍で飲食店がストップした。多くのビールが賞味期限切れを迎えた。エシカル・スピリッツ では、そのビールを集めて蒸留してビールを使った蒸留酒を造り、それをベースにしたジン、エスプレッソの出し殻を使ったジンもある。蒸留酒品評会では「SDGs賞」を受賞した。視点を変えれば宝物になる。出荷本数が増えたという。

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COFFEE ETHIQUE Batch #05LAST ELYSIUMREVIVE from HoegaardenSDGs賞エシカル・スピリッツ東京ウイスキー&スピリッツコンペティション
新たな視点 世界的なジンブーム

意外なアプローチだと伊集院さんがいう。ジンに目をつけたところが秀逸だと入山さんがいう。国内のジンの生産量は急激に増えている。健康ブームだ。蒸留酒は、蒸留する際に糖が取り除かれるため糖質が低い。主な蒸留酒は、焼酎、ウイスキー、ブランデーなど。世界的にウイスキー不足だ。ジンは造ったらすぐに売れる。ジンはどんな材料を使ってもいい。環境意識が高まっているなかでサスティナブルな造り方をしているという。酒粕を使ったジンもある。このブームは続きそうだ。

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新日本酒造り!蔵を持たずDX化された酒造り

新潟県の創業470年・吉乃川。「吉乃川」「極上吉乃川」などを製造している。この蔵で作られて話題となっている「SHIROKIMONO 祝」は美酒コンクールで金賞を受賞した。手掛けているのはスタートアップ企業「希JAPAN」。希JAPANは各地の酒蔵を借りて日本酒づくりをしているため酒蔵を所持していない。吉乃川の複数あるタンクの1つを希JAPANが借り、吉乃川と酒の状態を共有している。各蔵で設備が違うため味を一定にするのは難しいという。これを解消するため、産業技術総合研究所つくばセンターの冨田峻介博士とお酒のDX化を進めている。光る材料と機械学習を組み合わせて味覚を真似たような分析技術を作っているという。

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蔵を持たない酒造り その目的とは?

日本酒のDX化について入山章栄は「日本酒っていままで2つの方向性があった。1つは安定して大規模な設備投資で高品質なものを出すもの。もう1つは地域の良さを最大限に活かし高付加価値化するもの。今回のこれは第3の日本酒の道を切り開く可能性があるファブレス日本酒」と話した。希JAPAN・白井良代表は「日本酒が作れる場所は限られている。潰れていく酒蔵もある中で製造ラインを借りて製造方法を持ち込んで作れば、日本中で作れるのではないかと思った」と話す。また蔵を持たないことについては「今となっては蔵を持たなくてよかったと思っている。全国で同じ味を出せれば大量生産ができる。日本酒の経済規模がワインに並べば文化・伝統を残せるし経済規模も上げていける」と話した。

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(エンディング)
伊集院光のエピローグ

酒について伊集院光は「飲んだときに“クセがない”、“水のようですね”とグルメリポートしたことがあったんですけど。本当に水だったことがあります。クセがなくて水のようだったら水が一番いいじゃないかって思う」と話した。

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