- 出演者
- 竹内香苗 伊集院光
オープニング映像。
奈良県は訪日観光客の訪問率が全国6位であるにも関わらず1人あたりの旅行中の支出額が最下位という。中川政七商店は首都圏を中心に全国50店舗以上を展開し、工芸品をベースに製造小売事業からコンサル事業までフィールドを広げてきた。
細い路地に昔ながらの建物が並ぶエリアに鹿猿狐ビルヂングが建てられ、コワーキング✕小ラーニングスペース「JIRIN」を設けられた。中川さんは起業する人に出資や運営のサポートを行っている。スパイス自慢の本格インドカレー、菩薩咖喱が第一号という。
入山章栄氏はVTRに登場した中川政七氏を「プロデューサーとして天才」と称賛し、今は故郷である奈良の活性化を目指しているという。伊集院光は中川氏を目指す人、中川氏から支援を受けようとする人など、人的資源が創出されると考え、伊集院自身は落語界に恩返したいという。ヤマガタデザインは山形・鶴岡市と連携し、全天候型の児童遊戯施設をつくったり、経営共創基盤というコンサルティングファームは南紀白浜空港付近にビジネス拠点を作り、IT企業の誘致に乗り出している。
群馬県前橋市のまちづくりに乗り出したジンズホールディングスCEO・田中仁。田中はアートをテーマに行政を動かし官民一体となったまちづくりを目指している。「アーツ前橋」などの市民が芸術作品に触れる施設づくりに関わり、自社では3年前、「JINS PARK」をオープン。店内にはメガネだけでなく自社でパンのお店も併設。休日には親子が遊びに来る光景が見られるようになった。「JINS 小島田店」では内装のデザインを地元のアーティストが担当。作品に触れる場を提供した。
群馬県前橋市でアートのまちづくりを行っているジンズホールディングスCEO・田中仁にインタビュー。アートを通じた活動の未来について問われた田中は「前橋のビジョンはめぶくってビジョンなんです。前橋という大地の中には市民という種がいっぱいいるわけですよ。この市民ひとりひとりが芽吹くために皆で活動しようというそういうコンセプトなんですよね。人という大きな可能性を持ったコンテンツがどんどん花開くようなそんな未来を夢見ています」と語った。
伊集院光のエピローグ。伊集院は「成功者の人たちが何百億、何千億持っているっていうその金だけが羨ましいってことは結構ある。あの人になりたいかっていったら別になりたくはないだけどあの人の持っている金は欲しいっていう。その金の使い方っていうのが尊敬の対象になる」と語った。