- 出演者
- 船木正人 井上裕貴 牛田茉友 黒田菜月
千葉・我孫子から中継。現在の気温は18.5℃。
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- 我孫子(千葉)
ことし8月、神奈川・厚木にあるパチンコ店の立体駐車場で火災があり、車152台が燃えた。同タイプの立体駐車場は全国に10000か所ある。なぜ被害が拡大したのか?火災があった立体駐車場の2階には今も100台以上も残されたまま。火元の車は製造3年以内のディーゼル車でエンジン下部から出火したとみられている。立体駐車場の消化設備を調べた。ホースを伸ばす消化設備は半径15m範囲ごとに設置されているが、開放された構造のためスプリンクラーの設置義務はない。専門家によると、フラッシュオーバーという現象があったのではないかという。火元の車から出た炎が天井をつたって広がり周囲の温度が上昇、熱によって駐車場全体の温度が上昇し、熱で車が自然発火したとみられる。煙が充満しづらい立体駐車場でフラッシュオーバーは想定外だという。
立体駐車場火災はなぜ被害が拡大したのか?専門家は想定外のフラッシュオーバーがあったと指摘。車両火災の炎や煙が想定以上に出たことで駐車場の中にたまって起きたとみられる。火元の車の出火原因や、なぜ煙が駐車場の外に抜けず内部が高温になったかは分かっていない。東京理科大学の関澤愛教授によると、国内の駐車場火災は減ってきている、似たようなケースが国内で起きないとは限らないため対策を検討すべきとしている。総務省消防庁は有識者会議で作る検討会など事例や実験データをもとに被害拡大の要因を調査、消化設備のあり方も検討したいとしている。
横浜市で開催中の展示会。ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナの現状を伝えようと開かれた。現地のイラストレーターが制作したポスターなど49点が展示されている。作品を展示しているオレフ・グリシェンコさんは緊張状態が続き、精神的に不安定になっているという。オレフさんは継続した支援を訴えた。展示会の会場では手芸品などの販売もしていて、利益を活用し現地に毛布やカイロを届ける。展示会は横浜市西区のサブウェイギャラリーM で今月5日まで開催。
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- サブウェイギャラリーM西区(神奈川)
関東の気象情報を伝えた。