アメリカ・オハイオ州で撮影された、パトカーが逃走車を追跡し、運転手の女を逮捕した映像を紹介した。女は無免許で、仕事に遅刻していたので警察から逃げようとしたという。

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オハイオ州（アメリカ）

オハイオ州リッチモンドデールで2歳くらいの男の子がチャイルドシートに乗せられて放置されていた。男の子は病院に運ばれ、低体温症と診断された。捜査官のリチャードとピアースが現場周辺を調べたところ、女性の遺体を発見した。このあと事件について紹介する。

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リッチモンドデール（アメリカ）低体温症

捜査官は遺体を調べた。遺体は鈍器のようなもので頭を殴られて殺害されていた。財布や身分証を所持していなかった。周辺にタバコの吸い殻が落ちていて、鑑識班にDNA鑑定を依頼した。その後、捜査官のもとに保安官事務所から電話が入り、殺害されたのはステファニー（21歳）、息子はジャスティン（2歳）だと判明した。ステファニーは離婚しており、母親ブレンダ、息子ジャスティン、妹アンバー（15歳）と暮らしていた。ステファニーは複数のアルバイトを掛け持ちしており、家にいない時はブレンダがジャスティンの世話をしていた。

事件当日の夜、ブレンダは午後11時に帰宅。アンバーは友人宅にいた。ステファニーのグレーのミニバンがなく、ステファニーとジャスティンもいなかった。なお、遺体遺棄現場の周辺でグレーのミニバンは見つかっていなかった。また、疑惑の人物は6人いた。ステファニーの元夫 アダムとはジャスティンが生まれてすぐに離婚。ステファニーとは親権問題で揉めていた。

アンバーの交際相手リー（25歳）は定職にも就かずに妹と年が離れており、ステファニーは交際に反対していた。また、ステファニーには高校時代の友人のトーマスがいた。

捜査官はアダムの事情聴取をした。アダムによると、ステファニーの恋人ネッドが怪しいという。その後、ネッドから話を聞いたところ、ネッドは事件当日の夜にステファニーの家に行ったことを認めた。ライブに誘ったが断られたので1人で行ったという。

オハイオ州コロンバスでステファニーのミニバンが見つかった。トランク部分にはガソリンの入ったタンクが放置され、焼け焦げた跡があった。ミニバンからは6種類の指紋が発見された。

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コロンバス（アメリカ）

指紋の照合結果、ステファニーの車からは家族の指紋の他に、リーとトーマスの指紋も見つかった。トーマスは窃盗事件で逮捕された過去があり、指紋がデータベースに記録されていた。また、血液のような痕跡がペンキだと判明。リーによると、仕事のために車を借りたときに指紋が残り、ペンキを誤ってこぼしたという。

トーマスはたびたびステファニーの車に乗せてもらっていたことが判明。トーマスはステファニーが殺害された3日後、仕事を求めてニューヨークに引っ越したという。

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ニューヨーク（アメリカ）

ステファニー殺害事件から1カ月後、警察署に通報があった。通報者はバーの駐車場で知り合いのカイルとエドに遭遇。2人とも服に血がついていたという。しかし、2人はステファニー殺害を完全に否定した。

捜査官は捜査資料を読み返した。捜査官が犯人だと睨んだ男はカナダ・サスカチュワン州の刑務所で服役していた。犯人はトーマスで、現場周辺に落ちていたタバコのDNAとトーマスのDNAが一致したという事実を突きつけると、トーマスは自白した。警察はトーマスをステファニー殺害の容疑で逮捕した。

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サスカチュワン州（カナダ）

事件の真相を紹介。トーマスは仕事が見つからず窃盗を繰り返し、逮捕される日々を送っていた。恋人も友人もできず、希望の持てない毎日を過ごしていた。しかしステファニーと一緒にいる時だけは暗い気持ちが和らいで、ステファニーを独占したい気持ちが膨らんでいた。事件当日、トーマスはドライブに誘い、ステファニーはジャスティンとトーマスを自分の車に乗せて出発した。

トーマスはステファニーに告白するも拒絶され、羞恥心と悔しさで我を忘れて逆上し、手を縛って自由を奪うと森の奥へ連れていき撲殺。ステファニーの身分証を奪い、遺体を川岸に投げ捨てた。その後、タバコに火をつけて一服。車に戻ると、ジャスティンをチャイルドシートごと車外に置き去りにして逃走。証拠隠滅のために放火するも、車は燃え尽きなかった。また、捜査官はバックミラーに残されていたトーマスの右手親指の指紋の向きから、運転席からバックミラーに触れたと考え、トーマスを疑ったという。なお、トーマスは誘拐および過失致傷罪で有罪となり、20年の禁錮刑が言い渡された。

本日紹介した映像の中から「”逃げて”ペンギンに絶体絶命のピンチ」など、高橋英樹らイチオシの映像を振り返った。

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本日紹介した映像の中から「自宅の車に意外な侵入者」など、高橋英樹らイチオシの映像を振り返った。