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22年10月1日、アントニオ猪木が死去。ドキュメンタリーやオリジナルドラマ、膨大なアーカイブ映像などから故人の軌跡を追った映画「アントニオ猪木をさがして」が10月6日に公開となる。酒井一圭がナビゲーターを務め、映画の魅力、アントニオ猪木に迫る。
酒井一圭は小さい頃にテレビでアントニオ猪木を目にし、「最高のプロレスを子供の頃に思いっきり、真っ白な状態で見れたというのがラッキーだったというか、財産ですよね」と振り返った。金曜日はプロレスの日で、就寝の用意を整えてからテレビに向かって叫び続けていたという。
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9月12日、横浜市でアントニオ猪木の一周忌法要と「燃える闘魂 アントニオ猪木像」の除幕式が行われ、棚橋弘至やオカダ・カズチカ、タイガーマスクらが参列した。10月公開の映画「アントニオ猪木をさがして」では猪木のルーツに迫っている。
酒井一圭は印象に残っている試合に96年1月に行われたアントニオ猪木VS.ビッグバン・ベイダー戦を挙げ、「伏してる状態から自分を奮い立たせ、観客の応援を自分のエネルギーにして対戦相手にぶつけていくでしょう。自分もちょっとでもそこに」などと振り返った。リングの外では事業を失敗するなどお騒がせ人間だった一面もあるアントニオ猪木に酒井は人間らしさを感じるという。
9月20日、「アントニオ猪木をさがして」の完成披露試写会が行われ、藤波辰爾や藤原喜明、和田圭介総監督らが登壇。映画はドキュメンタリーの他、ドラマパート、プロレス好きの神田伯山による講談「巌流島」と目白押し。神田は梅雨の時期にロケが行われたが、奇跡的に雨が降らなかったといった撮影秘話を試写会で明かしていた。
アントキの猪木にとって思い入れのある試合はアントニオ猪木対大木金太郎で、幾度も頭突きを受けながらも立ち上がる姿を観ると、「今から頑張ろう」という思いに駆られるという。アントニオ小猪木はビル・ロビンソン戦、モハメド・アリ戦に言及し、アリ戦では周囲が敗北を危惧するなか、アントニオ猪木は「出る前に負けることを考える馬鹿がいるか」などと応じていたという。
高校時代、猪木がニックネームだったというアントキの猪木は大人になってからアントニオ猪木の生き様が理解できるようになったといい、今は伝えていきたいという思いが強いという。アントニオ小猪木も猪木が放っていた爆発的なエネルギーを伝えていきたいという。映画「アントニオ猪木をさがして」は10月6日に公開。
酒井一圭は映画「アントニオ猪木をさがして」をお知らせした。主題歌、ナレーションは福山雅治が務めている。