- 出演者
- 鈴江奈々 萩本欽一 徳光和夫 東貴博 勝俣州和 小野木里奈
欽ちゃんが無料で1000人の観客を集めて作る新しいテレビ。news every.ディレクターが毎週密着した位置年間のドキュメンタリーを撮った。
全日本仮装大賞の放送中の突然の辞める宣言から3年、欽ちゃんがテレビに帰ってきた。
収録中に欽ちゃんのそばについていたのが、日本テレビ報道局の田中裕樹。2人が仕事で向き合ったのは20年ぶりだった。仮装大賞収録の2日後、田中は欽ちゃんを訪ねた。欽ちゃんは、テレビ出ていいんだと思ったらちょっと涙が出そうになっちゃってなどと話した。去年1月、田中が動いた。次の仮装大賞の前に欽ちゃんとテレビを作りたいという。まだ企画は通っていないが、毎週金曜日にランチミーティングを開いてくれた。59年前、コント55で舞台の端から端まで動き回る欽ちゃん。日本のテレビで初めてピンマイクを導入した。バラエティタレントが司会をする先駆けとなった。冠番組3つの視聴率が100％を超え、視聴率00％男と言われた。37歳で24時間テレビの初代総合司会となり、66歳で挑戦した24時間テレビマラソンのゴールの瞬間の視聴率は43.9％だった。
- キーワード
- 24時間テレビ1「寝たきり老人にお風呂を! 身障者にリフト付きバスと車椅子を!」24時間テレビ30 人生が変わる瞬間（とき）コント55号のなんでそうなるの？スター誕生！坂上二郎日本テレビ放送網欽ちゃんのどこまでやるの！欽ちゃんの週刊欽曜日欽ちゃん＆香取慎吾の第99回全日本仮装大賞欽ドン！良い子悪い子普通の子
3月、新しいテレビのアイデアが浮かんだと連絡があった。たまたま見たテレビで特集されていた障子を作っている中井産業に連絡し、セットに使う約束を取り付けた。17日、新宿バティオスで、新しいテレビにつながる実験がスタートした。ニユーテレス社長と欽ちゃんは50年前、欽ドン！を作り上げた同志。内容は、家族の為に頑張る忍者。観客はカメラの映像をモニターで見るという新しい演出。カメラマンが言いたいことを言いながら撮影し、欽ちゃんがボケてカメラマンに突っ込んでもらう。
貧乏だった少年時代、借金の取り立てに土下座する母を見て、一発当てたら大金持ちのスターになれると決めた。テレビ出演のチャンスで、19回NGでクビになった。辛い時に思い出すのは、妻・萩本澄子の「欽ちゃんはスターになる人だよ」という言葉。23年前、日本テレビの若手ディレクター10人がそれぞれの企画で欽ちゃんと番組を作った時、要領が悪く怒られてばかりいた田中に欽ちゃんは遅いけど丁寧な仕事をするねと褒めた。20年の時を経て2人は仮装大賞で司会とディレクターとして向き合った。欽ちゃんは気づくテレビを作りたいという。
欽ちゃんと勝俣州和さんは37年前のオーディション番組で出会った。勝俣さんは「欽ちゃんに1回も怒られたことない」などと話した。ライブでは欽ちゃんの出すお題に合わせた様々なパターンの「ただいま」を勝俣さんが披露。それに対してカメラマンが勝俣さんにサプライズで突っ込んでいた。またライブ後に欽ちゃんはファン1人1人に向けて言葉を贈った。
- キーワード
- 欽きらリン530！！
1000人ライブの場所である日本工学院はかつて欽ちゃんが19回NGを出した番組の収録場所であり、7年前からは仮装大賞の収録場所にもなっている。さらに欽ちゃんは「新しい女優が1人いると広がる」とし、田中さんは小野木里奈さんをピックアップ。田中さんは「何にもないところが魅力」などと選んだ理由を話した。
2024年9月15日、田中が選んだ女優、小野木里奈がやってきた。1000人ライブのオーディションを兼ねた舞台である。出演する東貴博の父、東八郎は欽ちゃんの師匠でもある。欽ちゃんは笑いの舞台に女優をあげる理由として、「テレビは得意なところに仕事をよこさない。自分はコメディアンであって司会は苦手だった。しかしそこにしか仕事がこない。それができるようになった。テレビの凄さだ」と語る。小野にとって初の舞台が始まった。しかし上手くいかず、20日に行われたミーティングで田中は1000人ライブには出さないことを決めた。これに欽ちゃんは「人間ってここからがおもしろいんだよ」と反論した。
- キーワード
- 東八郎
仮装大賞復帰から1000人ライブまでの1年に密着。小野木里奈を出すのか、欣ちゃんの「いい人じゃないといい運がこない」「人生は困ったり誰も相手にしてくれないところからはい上がるのがおもしろい」などを思い出していた。10月31日小野木里奈さんと田中さんは会い、これまでの話をして「欣ちゃんとの番組作りで一番ダメだったのは自分だった」で小野木さんを出すことを決定した。1000人ライブまで16日で欣ちゃんの元を訪れた。欣ちゃんは感想を聞きながら「完璧にやっていたら誰も面倒をみなくなる。できないと大変だったねと声かけがあるチームワークが大事」などと話した。1000人ライブ1週間前の新宿バティオスに立つと貧血女優として1000人ライブへの出演が決定した。テーマは「報道」とするとし11月24日にアドリブで出演者も教えない日本工学院での1000人ライブが行われた。舞台には中井産業がこの日のために作った障子が設置、カメラはニューテレス、開演前に欣ちゃんの元には日本テレビの報道局が訪れた。
1000人ライブ開演。出演者は勝俣州和、東貴博、小野木里奈。欽ちゃんはサプライズで徳光和夫を呼んでいた。2人並んで登場。そしてnews every.のキャスター鈴江奈々さんが登場。ニュースを伝える欠かせない3要素について「正しく、早く、わかりやすく」と話した。この番組はTVerでも楽しめるという。
日本工学院・欽ちゃん1000人ライブ開演。第1幕は家族関係をよくする「ただいま」。勝俣州和と東貴博を自由に入れ替えて演じるただいま。東貴博の妻・安めぐみが家で待っている設定などで演じた。
第2幕の演目はバレーボール部。アタックを顔に受けて痛がるリアクションなどを見せた。そして、徳光和夫のアドリブニュース速報などもあり、会場で笑いが起きた。また、こちらの演目には秋山カメラマンも登場し爆笑を誘った。そして、このあといよいよ登場貧血女優・小野木里奈が登場。
日本工学院1000人ライブの最後は貧血で倒れた女性を助けるコメディで、オーデションで選ばれた小野木さんと勝俣さんの繰り返しの演技で会場が沸いた。ライブから2日後には第100回仮装大賞の収録があり、その収録に向かう車内では失敗が多かったと反省の言葉が出た。特に新人の小野木さんをお客さんに紹介する前に幕が閉じてしまったことが心残りで、後日行ったライブでは同じく欽ちゃんの番組でスターになった増田惠子さんを呼んで公演を行った。自然体の増田さんを見てもらうことで、何か言わなくては行けないと葛藤する小野木さんの勉強の場にもなった。
舞台の最後に欽ちゃんは小野木さんに感想を求め、欽ちゃんは「新人だから何かしなくちゃいけないということだけでないことを知ってくれた」など話した。
ザ！世界仰天ニュースの番組宣伝を行った。
最後に欽ちゃんは「今後はアニメを作っていく」など話した。
- キーワード
- 萩本欽一