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2024年11月10日、三代目J Soul Brothersはデビュー14周年を迎えた。それを記念した配信番組でファンに感謝の想いを伝えた。2010年11月10日、LDHの新しいダンス&ボーカルグループとしてデビューした三代目J Soul Brothers。元々EXILEだったNAOTOと小林直己を中心に新たなパフォーマーとして岩田、山下、ELLYが加入。そこにオーディションを勝ち抜いたOMIと今市がツインボーカルとして加入し結成された。その人気を不動のものにしたのが2014年に発売した「R.Y.U.S.E.I.」。振り付けのランニングマンは彼らの代名詞となった。その後も「花火」などのヒット曲を次々と発表。圧倒的なライブパフォーマンスで人気を博してきた。年齢、育った環境もバラバラな7人が輝かしいまでのキャリアを紡いできた。国民的ダンスボーカルグループに駆け上がった14年を7人に振り返ってもらう。
オープニング映像。
2024年11月15日、福岡ドームで明日から開催されるドームツアー「ECHOES OF DUALITY」のセットリストについて話し合いが行われていた。開催直前の前日になってセットリストを変更するという。メンバー全員が集まり話し合いが行われたが、楽曲の変更は演出や照明などすべてに影響するため簡単なことではなかった。しかし、毎年のように全国をめぐりファンを楽しませてきた彼らにとって直前までよりよいものを試行錯誤するのは当然のことでもあった。カメラは11月に入ってからのリハーサルにも密着。本番と同じスケールの舞台セットでダンサーたちと実際にイメージを共有する彼らを追った。
ドームツアー「ECHOES OF DUALITY」のリハーサルに密着。リハーサル中、後に関わらずメンバー間の意見交換が活発に行われ、全員が貪欲にライブをより良いものにしようと取り組む姿勢が見えた。その姿勢はライブ前日まで変わらず。日付が変わっても話し合いが行われた。山下は「いつダンスができなくなるかもわからないしいつライブができなくなるかなんて人気商売なんでわかんないじゃないですか。それを意識することによって皆常に新しいことに挑戦し続けるという姿勢に変わる瞬間なので」と語った。ライブ初日、試行錯誤と修正を重ね築き上げたステージは大成功。15年目の節目のステージを終えた後もメンバーの目はもう次のステージへと向いていた。三代目J Soul Brothersを作ったEXILEのHIROはこの15年を「迷わず出てきたのはたたき上げ。幼なじみのバンドのメンバーでもないですし彼らは持って生まれた才能もそうですし目の前の目標をひとつひとつクリアしながら大きな夢に向かって活動していった」と語った。
15年の節目を迎えた三代目J Soul Brothersのメンバーに「15年を一言で表現すると?」と質問。ELLYは「楽しい」、OMIは「挑戦」、岩田は「青春」、今市は「人生」、NAOTOは「青春」、小林は「歩み」、山下は「青春」と答えた。「これだけ性格が違う7人が集まってやってきたのは本当に奇跡」と山下は語った。
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三代目J Soul Brothersのリーダーであり、最年長のNAOTO。40代を迎えてもなお、ダンスのキレは圧倒的。グループ結成当初はリーダーのプレッシャーを感じ張り詰めていたというが、15年目を迎えた今はメンバーからいじられるなど穏やかに過ごしている。ダンスへの強いこだわりがあるNAOTOは15年間ライブ前のストレッチや振り付け確認などルーティンを欠かさず行い常に高みを目指す姿勢を貫いている。NAOTOは「今本当に戦国時代だしすごいクリエイティブだったりすごい楽曲、すばらしいパフォーマンス、アーティストいっぱい増えている中でその度に心をザワつかせていたら疲れますよ。僕らは本当に駅の屋根のあるところで踊ったりとかしていた人たちが全員なのでそれがドームに立っている時点で奇跡じゃないですか。こうした奇跡みたいなものを簡単に自分たちの手で終わらせたくない」と語った。
山下健二郎は2021年、ZIP!の生放送中に結婚を報告。去年第1子が誕生した。結婚したことでファンが離れてしまうのではという不安もあったというが、多くのファンが継続して応援してくれたことに山下は感謝していると語った。その感謝と自身の年齢を合わせて「山下健二郎 フォト&スタイルブック 『39』」を出版。父親としての自覚も出てきたという山下は「でもやるべきことは何も変わらない。板の上に立ってパフォーマンスしてファンの方に恩返しするに尽きる」と語った。
山下健二郎はグループ活動を続ける中で常にメンバーやスタッフを含めた周りを笑顔にするよう努めている。山下は「ここまで誰一人欠けずにできたのは仕事の話もそうだししょうもない話もたくさんすることが意外と大事」と話した。
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ELLYは8年前にソロアーティストとしてデビュー。普段はドームなど大規模な会場でのライブがメインだが、ドームツアーの合間に名古屋ではミニライブとハイタッチ会を開催。ELLYは「未来というよりは今常にその瞬間を楽しませたい。未来はそれによってつくられるのかなと思うので」と語った。
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岩田剛典はソロ活動の他にもアートの制作、俳優活動を行っている。中でも俳優活動のオファーは絶えず今回のツアーも主演ドラマの撮影と並行して行っている。個人活動に力を入れる理由について岩田に質問した。
個人活動に力を入れる理由について岩田に質問した。岩田は「グループを背負える人ってボーカリスト2人なんですよ。どんなに活躍をしてもグループを背負うことは出来ないんだと今も感じます。自分も何かグループを押し上げる活動をしなきゃなと思ってやってきた14年でもありましたよね」と語った。グループに還元するため個人活動に邁進した結果、岩田のInstagramのフォロワー数は300万人を突破。国民的な知名度を得るようになった。岩田は「僕がグループに所属していることに意味があるようになった気がしている」と語った。
ツアー最終日、小林は開演前、会場の客席を実際に見て回った。まだ自分がアーティストになる前、ライブで演者がこちらを向いてくれたことが嬉しかったと語り、自分もできるだけ遠くの人に同じ想いをしてもらいたいと話した。小林は「みなさんが見えているように僕らもみなさんが見えているのでどっちの視点にもなりながら踊っているつもり」と話した。
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最終公演、本番直前のボーカルの楽屋を取材。静かな緊張感が漂う中、ストレッチや発声練習が行われていた。本番前、今市とOMIはほとんど言葉を交わさない。OMIは言葉を交わさずハグだけで相手の気持ちがわかると語った。2人はオーディションで選ばれ三代目J Soul Brothersのボーカルという重責を担ってきた。友達のような馴れ合いの関係ではなくステージ上ではボーカル同士でしかわからない感覚を共有している。
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メンバーは皆「7人で始まったグループは7人で終わるべき」という想いを共有してきた。年齢も育ちもバラバラなメンバーが今日まで誰一人として欠けることなく15年間歩み続けてきた。山下はこれを「奇跡」と表現した。
この番組はTVerで配信。
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