- 出演者
- 坪井慶介 勝村政信 竹崎由佳 濱田満
日本クラブユースサッカー選手権(U-15)で、Jリーグの下部組織を破り、街クラブのソレッソ熊本とFC多摩が決勝に進んだ。優勝はFC多摩。全日本U-12サッカー選手権大会は4年連続で街クラブが優勝。育成世代に何が起きているのか。U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジを徹底取材。バルセロナと街クラブが優勝争いをした。
オープニング映像。
今夜のBRAINは、U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ創設者の濱田満。14年前から育成に関わる事業を展開し、世界レベルのサッカーを体感したことが大会開催のきっかけになった。育成世代のクラブは、Jクラブの下部組織と街クラブに分類される。Jクラブにはクラブ哲学があり、尖ったコーチは採用しにくいという。
街クラブも指導者のレベルが上がり、多様化している。性格や特徴に合ったクラブ選びができるようになった。九州の街クラブ、ソレッソセレクトは戦術よりメンタルコントロールで力を引き出し、準決勝でヴィッセル神戸に勝利した。決勝の相手はバルセロナ。1-3で敗れて優勝は逃したが、街クラブの可能性を見せた。
優勝したバルセロナの監督を驚かせたのは、ベスト8でバルセロナに敗退したクラブ。そのクラブの指導法を勝村も絶賛した。
バルセロナのジョルディ監督が一番強く印象に残ったチームはエコノメソッド選抜。国内に展開するサッカースクールの選抜チームで、監督はスペイン人。ピッチでの理解力を高めて適応できるように賢い選手の育成を目指している。小学生ながらスペインのパスサッカーを体現していた。エコノメソッドを日本に持ち込んだのは濱田満で、奈良クラブや興國高校も取り入れている。
予選リーグでスーパープレーを連発した街クラブがエクセレントフィートFC。Jクラブ特化型育成クラブで、これまでに52名がJクラブの下部組織に入団。ヴィッセル神戸の大崎玲央も指導していた。坪井慶介の息子も所属していたという。
数々の大会で好成績を収めている街クラブ、FC PORTA。小学生から徹底的に世界を意識し、世界で通用する選手を育成している。今年5月にヨーロッパで行われた大会に日本代表として出場した。海外経験豊富な指導者がいるのも街クラブの武器のひとつ。malva future selectの浅野監督は、イタリアでの体験がコーチとしてのベースになったと話した。今大会32チーム中9チームの監督が海外でサッカーを学んでいた。坪井慶介はU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジが子供たちだけでなく、指導者にも良い経験になると話した。
J1 LEAGUE 第29節の試合日程を伝えた。
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