2023年11月3日放送 7:00 - 7:25 NHK総合

NHKニュース おはよう日本

出演者
南利幸 寺門亜衣子 井上二郎 西阪太志 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像と挨拶。

(ニュース)
日本人など46人 イスラエルから退避

イスラエル・パレスチナ情勢が緊張感を増す中、イスラエルに滞在していた日本人など、46人が、自衛隊機で退避した。日本時間の今日にも羽田空港に到着する。政府は、イスラエルに残る日本人などに調査を行った。出国を希望した日本人20人、韓国人15人、ベトナム人4人、台湾出身社1人、外国籍の家族6人の計46人がイスラエルからの退避を希望し、航空自衛隊の輸送機で昨夜日本に向かった。イスラエル・パレスチナ情勢をめぐり、自衛隊機で日本人など輸送したのは2回目となる。イスラエルとパレスチナに日本人は計800人。今後に供え別の輸送機2機がヨルダンに待機している。

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ガザ地区(パレスチナ)外務省東京国際空港自衛隊防衛省
政府・与党 ”補正予算案 早期成立を” 野党側 ”不十分な内容”

政府は経済対策を決定した。与党は補正予算案の成立を目指すが野党は不十分だと反論。きのう政府は17兆円台前半の規模の新たな経済対策を決定した。定額減税は、来年6月に実施される。所得税と住民税をあわせて、1人あたり4万円を差し引くという。給付は住民税が非課税となっている低所得世帯に7万円となる。岸田総理大臣は、国民所得の伸びが物価上昇を上回る状態を作りたいという。政府・与党は、今月後半にも補正予算案を国会に提出し、早期成立を目指し給付を急ぐという。減税の具体的な制度設計は、税制調査会で議論する方針だ。立憲民主党の泉代表は、スピード感も中身もないと批判。給付や社会保険料の軽減など、各党の経済対策の実現を求めることになった。衆院解散をめぐり、年内には日程的に窮屈で内閣支持率低迷する中、難しいのではないかという見方が与野党の間で広がっている。

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岸田文雄泉健太立憲民主党
憲法95条と広島 知られざる復興の道

きょう文化の日は、今の憲法が77年前に交付された日を記念する祝日だ。平和主義をうたった9条がよく知られているが、注目するのは95条だ。一の地方公共団体のみに適用されている特別法は、法律の定めるところにより、その地方公共団体の住民の投票においてその過半数の同意を得なければ、国会はこれを制定することができない。これは地方自治と住民投票について定めている。広島はどのような思いで、憲法を生かしたのか。平和大通りなどは憲法を活用し作られた。78年前に原爆が投下された。甚大な被害で復興は遅れた。参議院の疑似部長をつとめた寺光忠さん。地元の議員からある相談をもちかけられた。広島の復興は遅れ、なんとかしてほしいという。国は広島だけを特別扱いするのは難しいという立場だった。広島の惨状を目の当たりにした寺光。戦後に制定された憲法。95条を生かそうと考えた。広島市だけの法律を作ることにした。 住民投票で過半数の同意を得られれば、広島市だけに適用される法律をつくって国からの支援を受けることができるという寺光の提案だった。恒久の平和という理念と理想を広島市というひとつの都市の具体的な都市の姿において、これを実現させていくという。これを成立させるには住民投票で過半数の同意が必要となる。被爆者の切明さんは、広島市民が投票所に足を運んだ様子を覚えているという。平和でにぎやかな街になればいいという思いがあったという。投票率は65パーセントだった。賛成票が9割だった。広島平和祈念都市建設法が成立。平和都市をつくるための事業に、国が財政的援助を与えることなどが定められた法律だ。東京外国語大学の教授は、相当数の人の賛同を得て誇りを持った形で建設法を推進していける基盤が作れたという。平和の街にするという結晶体が建設法だった。寺光は、この法律の理想と理念を平常心として堅持し、固守していただきたいという言葉を残した。広島市が恒久平和を象徴する都市であるということを法律によって運命づけられておるということをひとりひとりが理解していただければと。

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中区(広島)平和大通り広島市公文書館広島平和記念公園文化の日東京外国語大学
憲法95条と地方自治 いま考える意義は?

憲法と広島の復興の裏には歴史があった。平和公園は市民にとって身近な存在だが歴史は知られていない。憲法95条の活用例は、他にもある。長崎国際文化都市建設法などだ。1951年を最後に憲法95条の規定に基づく法律はない。明治大学の大津教授は、住民投票の結果、否決されるリスクがあること、国としては特定の自治体だけで友好な法律を作る動機はなくなったこと。それが理由としてあげられる。地方自治体が独自のまちづくりを国にはたらきかける点、住民が投票するという主体的に働きかける点が明記されている点に、ふたたび目を向ける意義があるという。

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大津浩三広島市(広島)明治大学
「秋の叙勲」4075人受章

今年の秋の叙勲が発表、4075人が受賞した。旭日大綬章は元三井物産社長の飯島彰己さんなど14人が受賞。飯島さんは三井物産で金属や資源などの事業に携わり、社長、会長をそれぞれ6年間務めた。経団連の副会長なども歴任し、諸外国との関係強化などにも尽力した。川崎二郎さんは昭和55年の衆議院選挙で初当選し、通算で12回当選した。運輸相、厚生労働相、自民党の国対委員長などを歴任し、おととし政界を引退した。鉢呂吉雄さんは北海道の農協職員を経て、平成2年の衆議院選挙で初当選し、合わせて7回当選、参議院議員も1期務めた。民主党政権で当副代表や国対委員長を歴任、野田内閣で経済産業相を務めた。叙勲の親授式や伝達式などは今月8日から行われる。

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三井物産中山成彬中川雅治井戸敏三佐田玄一郎北海道原田義昭大綬章親授式大阪ガス尾崎裕日本経済団体連合会旭日大綬章民主党渡辺喜美片山虎之助自由民主党西川公也谷本正憲金子原二郎
(スポーツニュース)
38年ぶりの日本一へ 阪神 逆転勝ちで王手

日本シリーズの阪神オリックス戦について。4回はオリックスが1点差をつけ先制。7回、中野選手、森下選手がエラー、思わぬ形でリードを広げる。8回で阪神が1点差に迫り、2塁、3塁とチャンスが広がり、タイムリースリーベースで逆転。阪神が勝利した。

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SMBC日本シリーズ2023オリックス・バファローズマーウィン・ゴンザレス中嶋聡京セラドーム大阪大竹耕太郎宇田川優希山崎颯一郎森友哉近本光司阪神タイガース阪神甲子園球場
冬シーズン前に 選手たちが意気込み

冬のシーズン前に会見が開かれ、スキージャンプやスノーボードのトップ選手が参加し意気込みを話した。小林陵侑選手は「パフォーマンスはいいところも悪いところもわかって、それが修正できれば世界で戦える」と話し、髙梨沙羅選手は「今年も女子チームのレベルは上がっている。しっかり活躍できるよう頑張りたい」と話した。

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堀島行真小林陵侑長谷川帝勝高梨沙羅鬼塚雅
(気象情報)
気象情報

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