2026年9月28日放送 19:00 - 19:30 NHK総合

NHKニュース7

出演者
糸井羊司 副島萌生 近藤奈央 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像と挨拶。

(ニュース)
北~西日本 大気非常に不安定 青森県内では突風の被害か

非常に強い台風26号は、進路の予報にはまだ幅があるが今週木曜日ごろに伊豆諸島に近づく可能性がある。前線の影響できょうも各地で大気の状態が非常に不安定になっているが、今後、台風から湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になるおそれもある。午後6時ごろの青森県五所川原市では電柱が大きく壊れていた。消防や市の職員などが確認したところ、200mにわたって約10棟の建物の屋根や外壁の一部がはがれていた他、車数台の窓ガラスが割れるなどの被害が確認されたという。今のところけがをした人の情報は入っていないという。青森地方気象台は「突風n可能性もある」とみている。午後1時半ごろの北海道函館市では、激しい雨音の中、視界も悪くなっていた。停滞する秋雨前線などの影響で北~西日本にかけて大気の状態が非常に不安定になっている。記録的な大雨によって4か所で堤防が決壊した千葉県の印旛沼では、きょうから仮の堤防を作る作業が始まった。国土交通省によると、高さは約6mになる見込み。近くの住宅では、多くの家財道具が浸水の被害を受けた。大雨から1週間だが、ある車の整備工場でも本格的な片付け作業を始めたのはきょうになってようやく。客から預かっていた車など約30台が水没。事務所も水につかった。1週間が経っても深刻なのが通勤や通学への影響。1日あたり約2万5000人が利用するJR木更津駅では、早朝から行列ができていた。待っているのは東京方面などに向かう高速バス。JR内房線は一部の区間で線路内に土砂が流入するなどして、復旧に少なくとも3か月程度かかる見込み。JR東日本は当初きょうから代行バスを運行する予定だったが、台数が十分に確保できず見送りになった。多くの人が高速バスに頼らざるを得ない状況になっている。県立木更津高校では保護者の車で登校する生徒がいる一方で、学校には行かず家でアプリを使い授業の配信を見ている人もいるという。台風25号による記録的な大雨で相次いだ土砂災害。関東では住宅周辺での土砂災害が計267件確認されている。土砂災害を防ぐための対策工事が求められている地域もあるが、個人での対応に限界が見えてきた。神奈川県横須賀市では、大雨で住宅の裏の斜面が崩れて土砂が流れ込み、住人の60代の女性が死亡した。この土地をめぐっては今年6月、亡くなった女性の夫が市に対し「斜面上の畑から道路に土砂が流出している」と相談していたことが明らかになった。現場の斜面は民有地で、土地の管理は原則所有者が担う。このため市は土地の所有者に連絡し、適切に維持管理するよう求めた。しかし斜面の対策工事には多額の費用がかかる。斜面の一部の所有者によると、市からの要請に応じて複数回、斜面の木を伐採した他、斜面上の畑の排水先を分散させるなどの対策をとってきたというが、土砂崩れは起きてしまった。所有者は「個人でできる対策は限られていたのが実情で、女性にお悔やみ申し上げます」と話していた。土砂崩れで孤立する地域も出ている。その1つの千葉県市原市の大蔵地区は、きのう午後ようやく車で行き来できるようになったが、今も停電や断水が続いていて、住民は不安を募らせている。千葉県内では少なくとも3つの自治体の計3地区で孤立状態が続いている。人的被害も大きく、千葉県と神奈川県ではこれまでに14人が死亡し、2人の行方がわかっていない。気がかりなのが次の台風26号。沖縄県の大東島地方からは次第に離れているが、引き続き高波への警戒が必要。その後の進路の予報にはまだ幅があるが、今週木曜日頃に伊豆諸島に近づく可能性がある。専門家は、台風の北上に伴って大量の水蒸気が日本付近に送り込まれ大雨になるおそれがあるとして、警戒を呼びかけている。

脚本家 倉本聰さん死去91歳 「北の国から」など手がける

「北の国から」など多くのドラマや舞台の脚本を手掛けた倉本聰さんが今月18日、多臓器不全のため亡くなった。91歳だった。倉本さんは東京出身で大学を卒業後にニッポン放送に入社し、その後フリーの脚本家として活動を始めた。1974年に放送されたNHK大河ドラマ「勝海舟」では、途中まで脚本を務めるなど、テレビドラマや舞台を数多く手掛けた。転機となったのは1977年、北海道富良野市に移住。そこでの暮らしに着想を得て脚本を手掛けた民放のテレビドラマ「北の国から」が、1981年に始まった。北海道の雄大な自然の中で暮らす家族と人間模様を描き、人気シリーズとなった。北の国からの舞台にもなった富良野市では、「観光では富良野を全国区にしていただいた功労者」との声が聞かれた。主題歌を手掛けた歌手のさだまさしさんは「おおらかなところのある人でした」と話した。脚本と同様に倉本さんが力を注いだのが後進の育成。俳優や脚本家を目指す若者たちと共同生活をしながら演技などを指導する「富良野塾」を運営し、300人以上を育てた。倉本さんは心を動かす表現に情熱を傾けた。

住まい確保 生活再建課題に イオンモール 緊迫の救助

今年7月の熊本地震から2か月が経つが、避難生活は長期化して1日も早い生活の再建が課題。大規模な爆発が起きたイオンモール熊本。NHKが入手した生存者を救助する新たな映像には、当時の緊迫した様子が記録されていた。甲佐町ではきょう建物の公費解体が県内で初めて行われた。イオンモール熊本では、がれきを取り除いて体をもぐり込ませながら進み生存者を見つけた。がれきの中のわずかなスペースから20代の女性が助け出された。今年7月の熊本地震では、これまでに38人が亡くなった。避難所には今も約1500人がいて、ホテルや壊れた自宅で生活を続けている人も多くいる。また苦境に立たされているのが多重被災した事業者。熊本ではこの10年で、地震や豪雨などたび重なる災害に見舞われた事業者が少なくない。氷川町で50年近く続くうどん店は10年前の地震で被災したが、3代目の林龍哉さんは廃業を検討した両親に掛け合って跡を継いだ。営業を続け、借り入れ金の完済まであと1年となったところで被災。店の食器は大半が割れ、冷蔵庫は壊れたままで撤去もできていない。費用をおさえても修繕に必要な費用は約400万円にのぼる。熊本県は様々な課題に直面する市や町を支援する「市町村復旧・復興支援チーム」を、来月1日に設置する方針を示し、的確な支援をめざすとしている。

卵の価格 見通しは “年末にかけ高い水準続く”

物価の上昇が続く中できょうは生活に身近な2つの調査結果が発表された。1つが家賃、もう1つが卵の価格の見通し。ある喫茶店は卵サンドが人気で、毎日700個以上の卵を使っている。卵の仕入れ価格はおととし10キロ3000円ほどだったが、今は4000円以上に上がっているという。パンなどの価格上昇も重なって、今年7月に全メニューの値上げに踏み切ったところだった。高値が続く卵。きょう関係者が今後の需給見通しを話し合う会議で、年末にかけて卸売価格が例年より高い水準が続くという見方が示された。鳥インフルエンザの影響が落ち着いて生産量が回復している一方で、インバウンド増加などで需要が堅調だという。また賃貸マンションに関する調査結果も公表された。先月の単身者向けマンションの平均家賃だが、東京23区は11万4000円余と2か月ぶりに過去最高を更新した。資材価格や人件費の上昇による住宅価格の高止まりで、「賃貸」を選ぶ人が増えていることが背景にあるとみられる。こうした家賃の上昇は東京以外でも続いている。調査した会社は、東京の都心部で募集中の物件が減っていることから、周辺のエリアに需要が移ってきている。周辺エリアで家賃が上昇し平均家賃を押し上げる構図は今後も続くとみられると話している。

インテリジェンス機能強化へ 高市首相“「国家情報戦略」策定”

インテリジェンス機能のさらなる強化に向けた政府の有識者会議の初会合が開かれ、高市総理大臣は、情報収集分析活動の指針となる初めての国家情報戦略を策定する方針を明らかにした。有識者会議は先端技術や法律の専門家などで構成され、「国家情報戦略」の内容に加え、「スパイ防止関連法案」のあり方、「対外情報庁」の創設の必要製などが議論される見通し。

“列車到着の数分前に…” 安全管理のミス重なったか

先月、栃木県の東武日光線で線路上にいた作業員4人が特急列車にはねられ死亡した事故。複数の関係者によると、列車がホームに入る数分前に作業が始められるなど、安全管理のミスが重なって事故が起きた疑いがあることがわかった。事故が起きた栃木県の新鹿沼駅周辺には、きょうも花が供えられていた。先月20日、亡くなった4人は他の作業員とともに複数の地点を移動しながら除草作業にあたっていた。安全を確保するため、現場から約80m離れた駅の付近に作業員の退避を確認する列車見張員と、約300m離れた踏切に最初に列車の接近を伝える中継見張員が配置される予定だった。社内の安全管理基準では、現場での作業は見張員が配置についたことを確認した後に行う決まりだった。ところが複数の関係者への取材で、中継見張員は車で踏切近くに移動した後、まだ配置につく前だったとみられるという。さらに作業が始められたのは、特急列車がホームに入ってくる数分前だった可能性があることがわかった。

安全管理が問題となった事故は、3年前にもあった。富山県の富山地方鉄道の社員だった清水健吾さんは、保線作業中に列車と接触して亡くなった。国の運輸安全委員会によると本来は見張り業務に専念しなければならない担当者が、社内規定に反して作業を行っていたことなどが指摘されている。再発防止に向けて、会社では「見張り担当者を見張り業務に専念させる」などのルールを徹底しているという。清水さんの父親は痛ましい事故が再び起きたことでこれまで以上に健吾さんのことを思い出すといい、「現場で作業する人の安全について対処されていたのか」などと語った。NHKが全国の鉄道会社にアンケートをしたところ「過去10年間に事故につながりかねない“ヒヤリハット”の事案があった」と回答したのは18社で、件数は少なくとも42件にのぼった。「退避の合図が遅れて列車が緊急停止した」「草刈り機の音で監視員の合図が聞こえず、退避が遅れた」などのケースがあり、実際の件数はさらに多いとみられる。今回の事故について、警察と運輸安全委員会が原因の解明を続けている。

女性殺害 関与ほのめかす

群馬県太田市の住宅で、52歳の女性が刃物で刺され殺害され長男も切りつけられた事件。長女の元夫の30歳の容疑者が長男に対する殺人未遂の疑いで27日に逮捕された。52歳の女性の殺害に関与しているとほのめかしている。包丁を事前に準備して現場を訪れたという供述もしている。容疑者が事前に計画して52歳の女性の殺害にも関与したとみて警察が調べている。

横綱 大の里 1年ぶりの賜杯に喜び

大相撲秋場所で優勝した横綱 大の里が 1年ぶりの賜杯に喜びを語った。つらい時期を過ごしたが優勝で終わってよかったという。千秋楽の相星決戦を制し6回目の優勝となった。去年の九州場所で左肩をけが。休場が続いた。全勝をめざしたいとのこと。横綱審議委員会の大島委員長は、高いレベルでの優勝を目指してほしいという。3場所連続での休場の豊昇龍にはけがを治して稽古を積んで横綱としての責任を果たしてほしいとのこと。

(気象情報)
気象情報

気象情報を伝えた。

(エンディング)
エンディングトーク

今週も台風の影響が続く。情報を確認してほしい。

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