2023年7月4日放送 14:05 - 14:33 NHK総合

NHK地域局発
知るしん まだ、あきらめない〜35歳医師ボクサーの闘い〜

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(オープニング)
オープニング

35歳でプロボクサーになった土屋良真さんは本職は医者という異色のボクサー。デビュー戦までの3か月に密着した。

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後楽園ホール東京都
(まだ、あきらめない~35歳医師ボクサーの闘い~)
まだ、あきらめない~35歳医師ボクサーの闘い~

松本市にある県内有数のジムには現役のプロボクサーが3人いる。新人で最年長の土屋良真さんは去年、受験資格ギリギリの年齢でプロテストを受けた。春にデビュー戦が決まり、定年まで残り2年と最後になるかもしれない覚悟で試合に臨む。デビュー戦に向けて2月から本格的な練習が始まった。最後の4ラウンドまでパンチを打ち続けるためのスタミナ強化が目下の課題だ。土屋さんがジムに来るのは週2~3日。仕事終わりに往復2時間かけて通っている。

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松本市(長野)長野市(長野)

土屋さんの本職は整形外科医。試合に出るには普段より体重を6キロ落とさなくてはいけない。土屋さんにとって医師は幼い頃からの憧れで4年間の浪人で29歳で念願の医師免許を取得した。ボクシングによって仕事のモチベーションが保たれているところはあると語る。2月下旬、土屋さんのデビュー戦の相手が決まった。試合まで2か月、スタミナアップを図る練習が繰り返し行われる。思うような成果を出せないことに土屋さんは不安を隠せない。

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長野市(長野)

塚本トレーナーは松本市内を走るバスの運転手をしている。20代の頃はチャンピオンを目指していた元プロボクサー。結婚し家庭を優先するためボクシングを引退した。4月、厳しい練習を積み重ねるにつれ土屋さんの気持ちに変化があった。課題のスタミナ不足を克服すると決め練習量を増やすことにした。磨きがかかってきた土屋さんの武器はアッパーカット。

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ライオン東京都恩賜上野動物園松本市(長野)

ジムには様々な思いを抱えた人たちが集う。プロを目指す保育士の上野さんは、土屋さんのデビュー戦について「会場のみんながビックリする試合を見せてくれると思っている」と話す。4月27日、デビュー戦当日。仲間たちの思いと試合にかける覚悟を拳に込めてリングに上がる。挑む相手は負け知らずの格上ボクサー。セコンドの声を信じて渾身のパンチを打つ土屋さんだったが2ラウンドテクニカルノックアウト負けとなった。土屋さんは「ボクシングここまで打ち込ませてもらったことを本業のほうにも活かしていきたいし恩返しをしていきたい」と語った。試合から数日後、ジムに姿を現した土屋さんは「やっぱボクシング好きなんだって分かった。もう1回リングへ上がりたい」と語る。

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後楽園ホール
(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

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