- 出演者
- 大泉洋 絢香
絢香は幼い頃から歌うことが好きで、高校生の時から作詞・作曲にのめり込んだ。デモテープが関係者の目にとまり、高校在学中に「I believe」でデビューした。間もなく、全国ツアーをスタート。「三日月」は上京するため地元を離れる心境を綴り、チャート1位を記録した。同年に紅白歌合戦に初出場する。その後、映画やドラマ主題歌のオファーが殺到し、トップアーティストの仲間入りを果たした。だが、次第に心身が悲鳴を上げ、激しい動悸や疲労感におそわれるようになった。2009年、絢香は無期限での活動休止を発表。最後のステージでは大好きな歌を真っ直ぐに歌う姿があった。
「I believe」、「三日月」はデビューが決まる前に生まれた楽曲だったといい、大泉洋は「どんな人生送ったら、そんな高校生になれるんですか?」と訊ねた。高校生時代、絢香は小さなライブハウスでライブ活動を始め、周囲のバンドの姿をみて、作曲の勉強を始めたという。デビュー後、設定されたテーマに沿った楽曲制作、さらに期日が設けられるなど、歌を作ることは仕事なんだと認識。さらにデビューした年の終わりには病気が判明し、薬の服用でなんとかしていたが、好きな歌を歌えなくなったらという不安に駆られた。思うようなパフォーマンスもできなくなり、カムバックするために立ち止まる決意をしたという。
アンジェラ・アキは絢香とデビューした時期が近く、「彼女が信じている正しいと思うこと、妥協せずにそこを貫いている」などと語った。その信念を絢香は17歳の時から備えていたという。
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- NHK紅白歌合戦手紙~拝啓 十五の君へ~
絢香は「自分が心から大切にしなきゃいけない、したいと思うものは何よりも優先して決断をするっていうのはどのフェーズでも割とやってきたこと」と明かした。休止期間中は好きな音楽を聴くなど1つ1つが楽しく、半年後には曲作りを始め、デビュー前の感情を思い出したという。
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- アンジェラ・アキ
2年の休止期間を経て、絢香は活動を再開。復帰後はセルフプロデュースにも挑み、14年には連続テレビ小説「花子とアン」の主題歌を手掛けた。曲を通して多くの人と繋がることができ、音楽をやっていて良かったと思えたという。
絢香が「にじいろ」を披露した。
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- にじいろ
絢香は玉置浩二など、これまでに多くの豪華アーティストとコラボしてきた。昨年にコラボ楽曲を発表したTakaは「1人でやってこられている分、アーティストとしての厚みが全然違う」などと評し、家族ぐるみで付き合いがある三浦大知は「こっちに気使わせる感じが一切ない」などと語った。また、歌声について、Takaは「あの声量感と低音というのは女性の方で持ってる方は少ないんじゃないか」、三浦は「歌った瞬間に一瞬でその場に歌が満たされる」などと述べた。三浦は大泉洋に向け、スタジオで絢香の生の歌声に包まれて欲しいと提言した。
絢香が「I believe」をアカペラで披露した。
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- I believe
絢香はTakaとコラボした際、集中してレコーディングに臨み、子育てもあるので歓談もなくスタジオを辞去したといい、大泉洋は「僕はキツイな、そういう人。雑談”命”ですから」と語った。また、他のアーティストとコラボすると絢香は曲作りなどを垣間見て、新しい刺激が得られるといい、「声を合わせることで1人じゃ絶対に生まれないものが生まれる」などと述べた。今回、絢香は注目のピアニスト、菊池亮太とコラボする。「SPY×FAMILY」などのアニメの劇伴演奏の他、YouTubeではストリートピアノの演奏が話題を集める。
菊池亮太とのコラボで、絢香は「みんな空の下」を披露した。
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- みんな空の下
絢香は今夏、1年半ぶりに全国ツアーを開催。披露した楽曲の多くはニュージーランドで制作したという。
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- ニュージーランド
絢香はデビュー15周年を迎えた頃から、同じ環境で曲作りを続けることに限界を感じ、環境をガラッと変えたかったといい、ニュージーランドの空の下、とびっきり元気になれるような曲が作りたいと思ったと振り返った。
絢香が「To The Moon」を披露した。
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- To The Moon
「NHKプラス」のお知らせ。
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- NHKプラス
エンディング映像。
「SONGS」の次回予告。
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2023年10月12日(22:00)