オープニング映像。

きのう発表された金1gあたりの小売価格は、2万5015円（田中貴金属工業）。9月末に初めて2万円を突破してから、3ヶ月で5000円近く上昇している。外国為替市場では円安水準が続いており、円建ての金価格が上昇している形。トランプ政権が南米のベネズエラに対し圧力を強めるなど地政学リスクの高まりを受け、安全資産の金を買う動きが強まっている。

天皇陛下がきのう開かれた毎年恒例の昼食会には、高市総理や国務大臣ら19人が出席し、陛下が労をねぎらわれた。昼食会には秋篠宮さまも同席された。

サッポロホールディングスは、不動産事業をアメリカの投資ファンドなどに売却すると明らかにした。恵比寿ガーデンプレイスは1994年にビール工場の跡地を再開発した複合施設で、“ヱビスビール発祥の地”としても知られている。評価額は負債も含めて4770億円。サッポロは、売却で得た資金をビール事業の成長投資や株主還元などに充てるとしている。

トルコで巨大な穴が約700か所に出現し、住民に不安が広がっている。原因のひとつとされるのが、雨不足や地下水の減少。専門家らは気候変動が主な原因との見方を示す一方、無許可の井戸掘りなども問題を悪化させていると指摘している。

ボクシング世界王者の井上尚弥選手が、プロ初めてとなるサウジアラビアの首都リヤドのリングで防衛戦に臨む。井上選手はサウジアラビア政府と推定30億円のスポンサー契約をしている。おとといは現地のイベントに登場。この試合に勝てば1年で4度目の王座防衛となり、42年ぶりの快挙。相手は33戦無敗のピカソ選手。井上選手は「今回はKO決着したい」とコメントした。

KREVAが初のフルオーケストラコンサートを開催した。ライブは松任谷由実やももクロなど名だたるアーティストのライブ監督を務めてきた武部聡志が監修。

デビュー51周年を迎えたTHE ALFEEが、日本武道館でライブを開催した。日本武道館でのライブは105回目とり、バンドとしては歴代1位を記録。全19曲を熱唱し、1万人の観客を魅了した。

「大泉サンドの年2会」の番組宣伝。

北海道の“オオズワイガニ”がとれる産地が移動しているようだ。2年前、北海道近海の噴火湾や日高沖ではオオズワイガニが大発生した。当時は1杯100円で投げ売りされ、海の厄介者とさえ呼ばれていた。翌年、サイズは大きく成長し全国から注文が殺到。人気のカニへと変貌した。しかし今年の夏はカニの群れが突如姿を消した。タラ漁の最盛期、登別漁港ではオオズワイガニの姿はみられなかった。オオズワイガニは1986年に大発生した翌年、一気に激減。漁師によると、いる場所が違うという。森町の寿司店では、価格が2年前の10倍になっていた。大きく立派に成長したことで価格が高騰。予約客のみの裏メニューとなっていた。えりも町の漁港には、巨大なオオズワイガニがびっしりと詰まっていた。えりも漁協の金子武彦参事によると、ほとんどのサイズが「大」になったという。

北大大学院水産科学研究院の山村織生准教授によると、成長するにつれて深い方へ生息場所を移動していくのが多くの種でみられる一般的な傾向だという。暑さを嫌って冷たい海水温を求め、移動したのかもしれない。海の異変は鮮魚店でも感じられていた。紺地鮮魚の紺地慶一店主は「函館では見ない魚や北海道では獲れないような魚が並ぶ」などと話した。北海道の市場では南方の魚が次々と並んでいた。えりも沖では比較的冷涼だったため、オオズワイガニがとどまり続けているとみられる。冷たい海底谷がカニたちの避暑地となり、えりもの豊漁を支えている可能性があるそうだ。厄介者とされたオオズワイガニの動きは、激変する海の姿を写す鏡なのかもしれない。

関東地方と全国の天気予報を伝えた。

ピアニストの杉崎沙耶がback numberの「ヒロイン」を演奏した。番組では視聴者からリクエストを募集している。番組公式LINEからリクエストしてほしい。

ことし9月、記録的な大雨で274台の車が水没した三重県四日市市の地下駐車場。きのう復旧検討委員会が最終報告書を取りまとめた。来月、被害を受けたすべての車の所有者を対象に説明会を開き、国が一定の金銭を支払う方針。短時間での集中豪雨の際に限られた人員で止水板を設置するのは困難などとして、「止水板の自動化」や「浸水センターの配備」など先進防災技術を導入した形での復旧が提言された。

タイ国籍の少女が東京のマッサージ店で働かされていた事件をめぐり、逮捕された母親は違法行為だとは知らなかったと供述した。少女の母親はおととい収容されていた台湾からタイに送還され、タイ警察に逮捕された。人身取引の疑いが持たれている。日本で保護されている少女についてタイ政府の高官は、今月末にタイに帰国させる見通しを明らかにしている。

酒気帯び事故を起こしたとして逮捕されたトラック運転手。運転席には酒の缶があった。容疑者はおととといトラックを酒気帯び運転し、新東名高速道路で乗用車と衝突するなどした疑いが持たれている。容疑者は容疑を認めている。

電通の元社員が長時間労働のすえ自ら命を断ってから10年。この問題を機に働き方改革が始まるなど長時間労働は規制へと向かったが、政府はいま規制の緩和を検討している。元社員の母親が会見で「これ以上、過労死の犠牲者を増やさないでください」と今の思いを打ち明けた。

トランプ大統領はSNSでニューヨーク・タイムズを「我が国の安全保障にとって深刻な脅威だ」と批判した。トランプ政権は先月、批判的な報道をした報道機関や記者を名指しして非難するウェブページを立ち上げるなど、メディア批判を強めている。

トランプ氏大統領はSNSに、来年5月に任期を迎えるFRBのパウエル議長の後任について「金融市場が好調な時にも利下げをしてほしい」と投稿した。一般に金融市場が好調な状況ではインフレの懸念が高まり、中央銀行は利下げに慎重になる。トランプ氏は「好調な市場がインフレを起こすのではなく愚かさが引き起こすのだ」と持論を展開。利下げに積極的な自身の主張に対して「反対する人物は決して議長になれない」と強調した。トランプ氏は年明けにも次のFRB議長を発表する方針。

「ジャンボ」の愛称で親しまれ、ゴルフ界に一時代を築いた尾崎将司氏が亡くなった。78歳だった。約1年前から日本人の発症リスクが高いとされるS状結腸がんと闘っていた尾崎氏。本人の意思で自宅療養を続けていた。最初に志したのは野球の道だった。海南高校のエースとして春の甲子園を優勝。プロ野球・西鉄に入団し3年間プレーした。その後、プロゴルファーとしての道を歩むと、デビュー翌年には初の賞金王に。道具にも信念があった。尾崎氏は「クラブ・ボールは魂を入れなければいけないから、できるだけ自分で調整する」と話していた。数々の功績を残し、今も破られぬ輝かしい記録が多くある。2019年を最後に第一線を退き、後進の指導にあたっていた。AONとしてともにゴルフ界をリードしてきた青木功氏と中嶋常幸氏。青木氏は「叶う事なら最後にもう一度会いたかった」、中嶋氏は「一緒に戦った日々の一つ一つが宝物」とコメントを寄せた。尾崎氏の後を継ぎ今のゴルフ界を引っ張る松山英樹選手は「さらに盛り上げていける存在でありたいと改めて強く思った」と故人を偲んだ。近親者で葬儀を行い、後日お別れの会が開かれる予定。