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「“コーヒー豆を使わない”エスプレッソ」 のテレビ露出情報

「喫茶店 gion」で多くの人が楽しんでいたのがコーヒー。日本は世界4位のコーヒー消費国。しかし、店主からは不安の声が。関口店長は「辛いが、やむを得ない」と話した。この店では仕入れ値や人件費などの影響から、去年コーヒーの価格を20円値上げ。ブレンドコーヒーは480円から500円になった。ネスレ日本は2月納品分から「ネスカフェ エクセラ」など内容量の変更や値上げを実施。味の素AGFは3月納品分から「ブレンディスティック」などを値上げ。背景にはブラジルの天候不良や歴史的な円安。他にも価格高騰の理由があるという。ブラジルコーヒー産業協会のパベル・カルドーゾ会長は「これまでコーヒーを消費していなかった中国での消費が急増しているのも原因の1つといえる」と話した。中国ではおととし、コーヒー関連商品の輸入額が過去最高に達した。現在、国内に約5万店のコーヒーショップがあり、米国を抜いて世界最多といわれている。ライフスタイルの欧米化などに伴い、今年の中国のコーヒー市場は20兆円規模になると予測されている。楽天証券経済研究所・コモディティアナリストの吉田哲さんによると「気候変動の影響によって2050年までにコーヒーの生産に適している地域面積が50%までに減少する」と話した。いわゆる“コーヒー2050年問題”。生産量の減少が懸念され、価格がこれまで以上に高騰する可能性があるという。輸入価格と為替の状況によっては1杯1000円という可能性もなくはない。「ash zero waste cafe & bar」は「“コーヒー豆を使わない”エスプレッソ」を販売。通常は廃棄されるナツメヤシの種子などが原料。レモンなどの食物由来の成分や緑茶から抽出したカフェインを組み合わせることでコーヒーの見た目・香り・味を再現している。今後、飲める場所を増やし、スーパーなどにも展開予定。

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