東京五輪で金メダルを獲得した、フェンシング・加納虹輝選手に密着。東京五輪のフェンシング男子エペ団体の準々決勝で、日本はフランスに勝利した。
加納虹輝の剣さばきを二人三脚で作り上げてきたオレクサンドル・ゴルバチュクコーチは相手に近づいて出せる技が増えるように戦うことを提案した。加納虹輝ははフェンシングの前は体操をやっていたが、北京五輪の試合を見てからフェンシングを始め、世界ランキング1位となった。加納選手が、あま市役所を表敬訪問した。
11月になりオリンピックを見据えた大事なシーズンが始まった。スイスでのW杯に加納虹輝は出場したが、世界ランキングが大きく下回る相手に敗北した。相手は対策してきており、コーチは戦い方を変える必要があると考えた、相手を誘う戦い方を提案して練習した。
12月、番組スタッフは加納虹輝の自宅を訪ねて自宅の様子が伝えられた。そんな加納虹輝は海外遠征の合間を縫って各地を訪ねてフェンシングをしている子どもたちを指導しているという。そうした中で加納虹輝は次の大会に向けて準備をしていた。
世界の強豪が集まるグランプリ大会に、加納虹輝が出場した。加納虹輝は相手を誘い出す我慢を強いられる戦いをしたが、1つの判断ミスで敗退してしまった。ただ加納虹輝は自分が目指すべきフェンシングの形が見えてきたと語った。