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「あめの ひの おるすばん」 のテレビ露出情報

ちひろ美術館・東京は、いわさきちひろの絵を挿絵にして窓ぎわのトットちゃんを執筆した黒柳徹子が館長を努める。こちらでは現在いわさきちひろ没後50年に合わせた展覧会を開催している。1928年陸軍建築技師の父と女学校教師の母との間に生まれたいわさきちひろは、太平洋戦争のなか女子開拓義勇隊として旧満州へ渡るなど戦争の厳しさを身を以て経験した。長野で終戦を迎えたいわさきちひろは、翌年上京し絵の勉強のかたわら新聞記者として働き始める。病に倒れても1973年に完成させた最後の絵本が、戦火のなかの子どもたち。ベトナム戦争のなかベトナムの子どもたちを想って作った本だという。同じ時期に制作されていた絵本がもう一つあり、ぽちのきたうみ。こうあらねばならないという思いを重ねて両方の絵本を描いたのだろうと松本猛さんは話す。この2つの作品を残した翌年に、がんのためなくなった。最後に残した言葉は、世界中の子どもにみんなに平和としあわせを。展覧会は10月6日まで行われている。

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