今回は高齢者を孤立させないユニークな取り組みを紹介する。キーワードは高齢者から子どもまで”ごちゃまぜ”。訪れたのは栃木・大田原市。一般社団法人えんがおの代表・濱野さん。地域サロンには高齢者から子どもまでごちゃまぜ、年間のべ4000人以上が利用し話したりゲームをしたり思い思いに過ごしている。濱野さんは地域サロンの他にも障害者向けのグループホームなど地域の空き家を活用し7つの施設100mの中に作った。特徴なのは行き来している良いことにしている。色々な世代、様々な人達がごちゃまぜに出会える。濱野さんは「計算していたよりなんとなくいいと思って混ぜたらお互いうまくやってくれている。支援は僕らが誰かを支援するだけではなく空間を作ることが支援なのではないか」などと語った。スタッフが訪れたのは92歳の1人暮らしのお宅を訪ねボランティアの学生とともに訪問型の生活支援を行っている。自宅を回るのは地域サロンなどに来てもらうきっかけにする狙いもある。