パリ五輪の体操・男子団体で金メダルを獲得した日本代表のメンバー(橋本大輝・岡慎之助・萱和磨・杉野正尭・谷川航)が、IBC(国際放送センター)の日本テレビのスタジオからZIP!に生出演した時の映像を紹介。団体と個人総合、種目別鉄棒で金メダル、種目別平行棒で銅メダルを獲得した岡慎之助(20)は、今の心境について「首がめちゃくちゃ、しんどいです。試合が終わって、しっかり寝て、しっかり休みました」「(種目別鉄棒が終わった時は)やりきったという気持ちがあったけど、鉄棒の金メダルは想定外だったので複雑な気持ちだった。種目別平行棒での金メダルを目標にしていたので、まさか鉄棒で金メダルとは思わなかった」と語った。岡慎之助の恩師・おかやまジュニア体操スクール・三宅裕二代表が「きれいな体操、余裕ある演技、着地。今までやってきたことをすごく出してくれました。早く帰ってきてメダルをみんなに見せてあげてください」とメッセージ。恩師からのメッセージについて、岡慎之助は「早く帰って4つのメダルを見せたい」と語った。きょう23歳の誕生を迎える橋本大輝(23歳)は「兄から『日本時間だけど俺は日本にいるから誕生日おめでとう』とLINEが来た」「年を重ねてくるけど、気持ちが全然追いついていない。23歳になった実感がないので、23歳に見合うような大人になれるようになりたい」と語った。また、最終種目の鉄棒については「着地した時は目の前で観客の皆さんが喜んでくれる姿を見て、すごくいい瞬間だった。帰った時には、みんなに頭を殴るくらいぐしゃぐしゃにされた。あの時は笑えるんですけど、今でもすごく感動だし、一生の宝物になった。みんなが諦めなかったこそ取れた金メダルだと思っている。自分のミスから始まって苦しい展開をつくってしまったが、みんなで演技だけではなく、心でつないで最後に金メダルを取れたという姿は、今、見ている子供たちに“諦めないことの大切さ”を伝えられたと思う。多くの皆さんに私たちの演技で何かを伝えられたのかなと思っている」と語った。