自宅に眠るガラケーを再起動してみませんか?。“ガラケーは青春のタイムカプセル”。「KDDIおもいでケータイ再起動」では特殊な機械を使って思い出を次々と蘇らせていく。ここで5年前から活動している柴田真理子さんは「『いつかは見られるんじゃないか』って、ちょっとした期待でなかなか(ガラケーを)捨てられずにいる。(思い出が)出てきた時の感情がゆさぶられるような感じを、たくさんの方にも味わっていただきたい」と話す。この日、訪れた女性が持っていたのは、6台のガラケー。その目的は、およそ10年前に亡くなった父の写真。そんなお父さんの数少ない写真が、このガラケーのどこかに眠っているという。蘇った父の写真を見た女性は「亡くなる直前の父(の写真)です。ありがとうございます。大事にします」と笑顔を見せる。こうした笑顔のため、たくさんの思い出と向き合い続ける柴田さんは“ガラケーが持つ思い出の力を広めたい”と活動を続けている。柴田さんは「過去のものなんですけども『またこれから頑張ろう』って思ったり、過去から今、今から未来につながっていく。一人でも多くのお客さまに喜んでもらえたら、一番私たちもうれしいです」と話す。