菊池雄星と瑠美さんが出会ったのは10年前、埼玉西武ライオンズに所属していた頃だった。当時メジャーリーグの番組のキャスターを務めていて、交通の知り合いから会いたいと言っていると聞いたという。休日は小学校受験を控えているレオくんを塾へ預け、食材の買い出しをした。レオくんを体操教室に送り届けると、トレーニングジム子育てのための体力をつけた。パパ不在の子育てはメジャーリーガー家族の宿命。そんな時に頼りになるのがメジャーリーガー夫人会。会社を経営していたり仕事を持っている人たちも多く、瑠美さんも去年、育児向けアパレルブランドを設立した。日本人メジャーリーガー同士のつながりも大きな拠り所。
高校時代から超高校級左腕として名を馳せ、早くからメジャー行きを目標に掲げていた菊池雄星。しかしプロ入り後は1軍と2軍を言ったりきたりし2桁勝利もなく、そのタイミングで交際し批判の声もあったという。結婚して成績が落ちたと言わせないと覚悟を持って戦い抜いたシーズンはプロ7年目で発の2桁勝利をマークした。結婚から3年目、シアトル・マリナーズと契約してメジャー入りの夢を叶えた。この時、父の雄治さんはがんでステージ4だった。入団会見で会ったのが菊池雄星も瑠美さんも最後だったという。本拠地初登板の翌日、雄治さんは息を引き取った。瑠美さんは野球選手の妻ではなく自分らしく生きるというポリシーがあった。
高校時代から超高校級左腕として名を馳せ、早くからメジャー行きを目標に掲げていた菊池雄星。しかしプロ入り後は1軍と2軍を言ったりきたりし2桁勝利もなく、そのタイミングで交際し批判の声もあったという。結婚して成績が落ちたと言わせないと覚悟を持って戦い抜いたシーズンはプロ7年目で発の2桁勝利をマークした。結婚から3年目、シアトル・マリナーズと契約してメジャー入りの夢を叶えた。この時、父の雄治さんはがんでステージ4だった。入団会見で会ったのが菊池雄星も瑠美さんも最後だったという。本拠地初登板の翌日、雄治さんは息を引き取った。瑠美さんは野球選手の妻ではなく自分らしく生きるというポリシーがあった。