まずはスーパーをチェック。1店舗だけで「レモンペースト（151円）」や「かぼす＆すだちペースト（151円）」、「つぶあんトッピング（324円）」など56種類のチューブ調味料が手に入った。パッケージに注目すると、「きざみ」の文字がたくさん。そこで「きざみねぎ塩（151円）」や「紅しょうが（151円）」をチェック。両刀ともみじん切りされたネギや紅しょうががたくさん入っていた。さらに「本きざみ柚子こしょう（248円）」など、具入りがたくさん。集めた調味料を全部出してみると、56種類中36種類が具入りだった。1970年エスビー食品から初めて発売されたのが「洋風ねりからし」。そこからしばらくはペースト状のものが当たり前だったが、2017年初めての具入りチューブ「パクチー」が発売。それ以降、具材が入ったにゅ～チューブが急増した。新鮮な野菜などから薬味を作っても余らせてしまうことが。そんなお客さんの不満の声にこたえるため、具材の入ったチューブ調味料の開発が一気に進んだ。これについて、経済評論家は少量だけ使いたいというニーズに答えたと話した。