埼玉県の名物はうどんだった。うどん県といえば讃岐うどんの香川県だが埼玉県は香川県に次いでうどんの生産量が全国2位。江戸時代末期から続く「こくや」を紹介した。こくやの武蔵野うどんは水で冷やしたコシの強い手打ちうどんを出汁の効いた温かい肉汁につけて食べるのが特徴。埼玉は稲作に向かない土壌だったため小麦を栽培していたとのこと。小麦文化が発達したのは権田愛三のおかげだった。権田は安定した小麦の栽培法を研究し書籍化し無償で配布した。埼玉県内の一部の地域では自宅でうどんを打つ「うどん小屋」が残っている。埼玉を日本一の「うどん県」にする会・永谷さんのおすすめは川島町の「すったて」だという。
住所: 埼玉県飯能市八幡町6-9