被災者の心のケアについて筑波大学准教授・茨城県立こころの医療センター精神科医・高橋晶さんが解説。時間の経過とこころの動き。輪島市の飲食店オーナー・池端隼也さん、輪島市の農家・上田拓郎さんのコメント紹介。石川こころのケアセンターの被災者相談ダイヤルを案内した。
今回の大雨では仮設住宅でも被害が多くあった。珠洲市の担当者は「多くの方が地震で自宅を失っているため、すぐに仮設住宅を建設できる広い土地が必要だった。上戸地区ではそうした場所は小学校のグラウンドしかなかった。洪水のハザードマップを見ても浸水想定区域ではなかった。今回の大雨被害は予想できていなかった」と話している。自治体が作成した珠洲市の洪水ハザードマップを見てみると氾濫した若山川の周辺では浸水のリスクが表示されていたが浸水した仮設住宅の付近はリスクが示されていなかった。静岡大学教授・牛山素行さんは「ハザードマップでリスク情報がないエリアでも川に近い地域では注意が必要」と言う。牛山教授の調査では全人口の69%が大雨災害リスクのある地域(洪水浸水想定区域、洪水の可能性がある低地、土砂災害警戒区域等)に住んでいる。防災情報やハザードマップはアプリでも確認できる。
今回の大雨では仮設住宅でも被害が多くあった。珠洲市の担当者は「多くの方が地震で自宅を失っているため、すぐに仮設住宅を建設できる広い土地が必要だった。上戸地区ではそうした場所は小学校のグラウンドしかなかった。洪水のハザードマップを見ても浸水想定区域ではなかった。今回の大雨被害は予想できていなかった」と話している。自治体が作成した珠洲市の洪水ハザードマップを見てみると氾濫した若山川の周辺では浸水のリスクが表示されていたが浸水した仮設住宅の付近はリスクが示されていなかった。静岡大学教授・牛山素行さんは「ハザードマップでリスク情報がないエリアでも川に近い地域では注意が必要」と言う。牛山教授の調査では全人口の69%が大雨災害リスクのある地域(洪水浸水想定区域、洪水の可能性がある低地、土砂災害警戒区域等)に住んでいる。防災情報やハザードマップはアプリでも確認できる。