スーパーで出会ったのはネパール人の家族。お菓子や乳製品、野菜や果物など合計6000円分のお買い物をしていた。お母さんは日本に来て10年、息子は日本で生まれたというタパリアさん一家。今日家で作るのはヤギ肉を使ったネパール料理。ご家庭にお邪魔してまず気になった食材はネパールの米「バスマティライス」。日本のお米より少し長く、水分が少ないという。ネパール料理では、野菜を炒めるときなどに多くのスパイスを使うそうだ。料理は平日は奥さん、休日は旦那さんが作るという。タパリアさん夫妻は中学生から仲が良く、20歳で結婚。11年前に憧れていた日本へと渡ってきた。日本での生活は大変で子育ても苦労しているという。この日作るのはネパール風ピラフ「プラウ」。グリーンピースとナッツをバターで炒め、水に浸したバスマティライスを入れて更に5分炒める。メインディッシュはヤギ肉ににんにく・しょうが・ターメリックなどのスパイスを加え、最後にパクチーを入れたもの。さらに大根とキュウリのサラダも作る。サラダにも大量のスパイスを入れるのがネパール流。食事は床で食べるスタイルだ。タパリヤさんちは、日本で苦労するも笑顔があふれる家だった。